小松 雅彦(こまつ まさひこ)

離婚問題を手掛けて40年。人生の岐路に立つ方に寄り添うベテラン弁護士

多摩オアシス法律事務所 | 小松 雅彦(こまつ まさひこ)

〒182-0026 東京都調布市小島町1-11-6 エンケ302

受付時間: 平日 9:30~17:30
※事前にご相談いただきましたら、土曜日も対応可能です。

多摩オアシス法律事務所

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多摩オアシス法律事務所オフィス
事務所名 多摩オアシス法律事務所
電話番号 050-5447-1804
所在地 〒182-0026 東京都調布市小島町1-11-6 エンケ302
担当弁護士名 小松 雅彦(こまつ まさひこ)
所属弁護士会
登録番号
東京弁護士会
No.18971
担当弁護士:多摩オアシス法律事務所

小松雅彦(こまつまさひこ)先生にインタビューしました。

お子様に関する問題から財産分与まで幅広く受任され、40年にわたる豊富な経験をお持ちの小松先生。ご依頼者様の心に寄り添ったヒアリングに基づき相手を動かす書面を作成するスキルが、男女問わず多くの方に支持されています。

法律の専門家であると同時に、人生の伴走者としてご依頼者様に寄り添う小松先生にお話を伺いました。

定休日 土・日・祝
相談料 初回相談無料
最寄駅 「調布駅」より徒歩4分
対応エリア 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県
電話受付時間 平日 9:30~17:30
※事前にご相談いただきましたら、土曜日も対応可能です。
着手金 原則11万円~33万円(税込)
報酬金 着手金と同額+得た経済的利益の1割程度を目安として協議させて頂きます。
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【対応分野】多摩オアシス法律事務所

不倫慰謝料
財産分与
養育費
親権
DV・モラハラ
離婚前相談
調停離婚
協議離婚

男女問題における弁護士の役割についてどのようにお考えですか。

私が考える弁護士の役割は、まず何よりご依頼者様の不安に寄り添い、支えとなることです。離婚や家庭内の問題で悩む方々の中には、孤立無援の闘いを強いられている方も多くいらっしゃいます。特にお子様を抱えたお母様は、厳しい立場に置かれやすいものです。

少しでも希望の光をもたらすことができたらと思い、ご依頼者様とよくコミュニケーションを取り、お話を伺うことを大切にしています。全てのお悩みを完全に理解することは難しいですが、その一部でも共有し、共に闘っていきたいと考えています。

嵐の中にヨットで漕ぎ出す姿をイメージしてみてください。いつどこに辿り着くかわからない中で、法律という羅針盤を持った弁護士が舵取りをします。共に航海に乗り出しましょう。

「ご依頼者様の不安に寄り添う」を具体的にどのように実践されていますか。

誰でも始めから心の内を明かすのには抵抗があるものです。離婚や男女トラブルに関するセンシティブな話題ならばなおさらでしょう。しかし、じっくりと時間をかけてお話を伺っていくうちに、心の奥深くにある想いを共有していただけたと感じる場面が増えてきます。

夫婦間の問題は実に多様です。不貞行為や家庭内暴力といった明確な行為が存在する離婚ばかりではありません。性格の不一致など、一言では言い表せないケースもあります。

「何が食い違っているのか」「どの要素が嫌だと感じているのか」という部分を丁寧に掘り下げていきます。家事分担やそれぞれの生活習慣、趣味のお話などから、ご夫婦の関係が窺える重要なヒントが得られることもあります。

相手に伝わる書面作成を強みとしていらっしゃるそうですが、丁寧なヒアリングがあってこそなせる技なのですね。

40年の弁護活動で培ってきた経験も活きていると思います。それなりの人生経験を積み、また数多くのご依頼者様からお話を伺ってきたことで、様々な立場の方に自分を置き換えて物事を考えられるようになりました。

実はご依頼者様自身が自分の気持ちを理解できていなかったり、忘れてしまっていたりすることは珍しくありません。ヒアリングでご依頼者様の考え方を詳細に伺っているからこそ、「この時はこういう気持ちだったのではないですか」といった深い洞察が可能になります。

書面作成においては、3つの要素を重視しています。それは、ご依頼者様の思いが確実に伝わること、相手の心に響くこと、そして誰が読んでも分かりやすい文章であることです。ご依頼者様の気持ちを正確に再現して、相手を動かす書面を作りたいと思っています。

解決事例1:支払い能力がないと主張していた相手の心を動かし、不貞慰謝料を獲得

不貞慰謝料の請求側の方から受任した事例で、始めは困難と思われた慰謝料獲得を実現できたケースがあります。

当初、相手は支払能力がないと主張していました。しかし、ご依頼者様が置かれている困窮したご状況がなんとか伝わらないかと、具体的な証拠を盛り込んだ書面を作成しました。相手の心を動かすことができた結果、まとまった金額の慰謝料の支払いを受けることができました。

解決事例2:相手の立場を慮った書面作成で、不貞慰謝料の減額に成功

不貞慰謝料を請求された男性からご依頼をいただいた事例で、相手の立場に立った書面作成で請求額を減額し、早期解決を実現したケースもあります。

ご依頼者様である男性には、コロナ禍での仕事の行き詰まりや、別居による寂しさなど、不貞行為の背景には様々な事情がありました。奥様宛ての書面では、男性側の心情を詳細に伝え、一定の理解が得られるように工夫しました。相手の落ち度と思われる点もありましたが、それには触れずに真摯に謝罪する姿勢を示しました。

書面の内容を相手にしっかり受け取ってもらえた結果、当初請求された金額からの大幅減額を実現し、かつ早期解決を収めることができた事例です。

調停や裁判で解決してきた事例が多いのでしょうか。

不貞慰謝料請求を除いては、多くの案件を調停のステージで解決してきました。裁判になると、夫婦間で互いの嫌なところを暴き出すことになりやすいため、できるだけ調停での解決を目指したいと考えています。

離婚調停では、最終的にお金の問題に帰着することが多くあります。調停委員の中には弁護士出身の方もいますが、必ずしもそうとは限りません。したがって、法律論については私たち弁護士がサポートする一方で、調停委員には金銭的な妥協点を見出すことに長けているという強みがあります。弁護士として、調停委員の強みが十分に発揮できるような環境作りを心掛けています。

お子様の将来を考えた問題解決を大切になさっているそうですね。親権や面会交流についてのお考えをお聞かせください。

面会交流に関して、最近ではインターネット上で間接強制が効果的な解決策として紹介されることがあります。間接強制とは、親権を持っている相手がお子様と離れて暮らす親の面会交流を妨げる場合に、裁判所が強制力を行使して面会交流を促す手段です。具体的には、裁判所は罰金や制裁金を課すことで、面会交流の履行を促します。これにより、親権を持たない親は子供と会う権利が確保されます。

しかし実際のところ、家庭裁判所は間接強制に消極的な姿勢を取っているようです。その背景には、面会交流は子どものためのものであり、強制的に実施すべきものではないという考えがあるのでしょう。私もこの考え方に賛同です。

お子様が関わるテーマについて考えるとき、私はいつもドイツの劇作家・ブレヒトの『コーカサスの白墨の輪』という演劇のストーリーが頭に浮かびます。この作品には、育ての母親と生みの母親が子どもの両手を綱引きのように引っ張り合って、真の母親を決めるというシーンがあります。手を無理やり引かれて痛がる子どもを可哀想に思って、つい手を離してしまう方の母親が、結果的に真の母親と認められるのです。この物語からは、場合によっては権利主張を控えることがお子様にとって最善の選択となることもあるかもしれないと考えさせられます。

親権や面会交流について考える際には、お子様のために何が最善かという視点を忘れてはなりません。親の都合ではなく、子どもの利益を最優先に考えた結論を出したいものです。

最後に、依頼を検討中の方々へのメッセージをお願いします。

ご家族やご友人にも相談しづらく、お一人で悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。どうかお一人で抱え込まないでください。

弁護士は、法律の専門家としてだけでなく、人生の伴走者として皆様の力になりたいと思っています。ご依頼者様の気持ちに寄り添い、最善の解決策を共に探っていく。それが私の役割です。

「誰かに相談したい」「一緒に考えてくれる人がほしい」と感じたら、ぜひ法律相談をご活用ください。解決のヒントが見つかるはずです。

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