安藤法律事務所
事務所名 | 安藤法律事務所 |
電話番号 | 050- |
所在地 | 〒980-0812 宮城県仙台市青葉区片平1-1-3 片平ホワイトレジデンス505 |
担当弁護士名 | 安藤 秀樹(あんどう ひでき) |
所属弁護士会 登録番号 |
仙台弁護士会 No.52668 |
安藤法律事務所の代表弁護士・安藤 秀樹(あんどう ひでき)先生にインタビューしました。
地元仙台に根ざした活動が厚く支持され、離婚分野以外にも、債務整理や相続トラブルなど幅広い分野の解決実績を誇る安藤法律事務所。
法律の多角的な知識はもちろん、争点を的確に把握する能力や、依頼者の方のご希望を実現するための法律戦略に強みをお持ちです。
弁護士に依頼するメリットや法律相談のポイントなどをお伺いした独自インタビューです。
定休日 | 日・祝 |
相談料 | 30分5,500円(税込) 「弁護士ほっとラインを見た」とお伝えいただくと、初回相談料30分は無料になります。 |
最寄駅 | 地下鉄東西線「青葉通一番町駅」より徒歩5分 |
対応エリア | 宮城県、山形県、福島県、北海道 |
電話受付時間 | 平日 9:00~18:00 土曜 14:00~17:00 |
着手金 | 離婚調停 22万円~(税込) 離婚訴訟 33万円~(税込) |
報酬金 | 離婚調停 22万円~(税込) 離婚訴訟 33万円~(税込) ※養育費、婚姻費用、慰謝料の金額等で変動します。 |
【対応分野】安藤法律事務所
事務所の理念についてお聞かせください。
私が事務所を設立した頃から大切にしてきているのは、相談しやすい法律事務所であることです。
地域に密着した法律事務所として、幅広い分野のトラブルを受任できる体制を整えてきました。誰でもお気軽に相談できる雰囲気づくりを心がけ、地元の皆様から信頼していただけるように、誠実で丁寧な対応に引き続き努めてまいります。
離婚や不貞トラブルを弁護士に依頼するメリットについてお話いただけますか。
問題の本質を明確にし、効果的な解決策に辿りつきやすくなる点が大きなメリットです。当事者間で争点になっているポイントを的確に把握することは、早期解決には欠かせません。
そして、解決に向けて積極的な提案を受けられるのも弁護士に依頼するメリットではないでしょうか。弁護士のスキルは、法律知識の充実度にも現れます。
面会交流を例に挙げると、調査官調査、試行的面会交流、間接面会など様々な手段があります。しかし、家庭裁判所は当事者からの要望があって動き出すのが仕事であり、一つ一つ親切に紹介してくれたり勧めてくれたりするわけではありません。知識不足で後悔が残ることがないように、法律のプロフェッショナルが知識面のサポートをいたします。
また、精神的な負担の軽減にも繋がるでしょう。調停や審判に臨む際に同じ立場で寄り添う弁護士がいることで、心強さを感じていただけると思います。
面会交流に関するご相談で多いのはどのようなケースですか。
「夫婦間で面会交流の意向が合わない」というご相談を多く頂いています。暴力やハラスメントなど、配偶者やお子様に明らかにマイナスの影響を与える事由がある、もしくは以前あった場合、面会交流を実現するハードルはかなり高いといえます。
一方で客観的な証拠が残りにくい精神的なハラスメントの場合には、ハラスメント自体の有無について夫婦間で主張が分かれるケースも見られ、認識の一致のために弁護士が間に入った事例もありました。
面会交流の案件を受任する際に、心掛けていらっしゃることを教えてください。
面会交流が実現できない背景要因を明確にすることです。
慰謝料や財産分与などの離婚手続きを進めながら同時に夫婦で協力して面会交流を行うのは、心理的に受け入れにくいというのはもっともです。
そのため、課題に優先順位をつけて、まずは離婚の成立を優先させてから面会交流の調停を起こすなど、状況に応じた柔軟な提案をしています。
不貞トラブルにおいて、慰謝料の請求が実現しやすいのはどのような条件下でしょうか。
相手が不貞を認めているケースであれば、それ自体が強力な証拠となり、慰謝料の請求が実現しやすいです。
しかし、そうでない場合は、複数の証拠を組み合わせて不貞行為の事実を立証していくことが求められます。
不貞慰謝料請求の実現には、主に【証拠の質】がカギとなります。最も強力な証拠となるのは、不貞行為を直接的に示すものです。
例えば、相手の自宅やラブホテルなどの場所に関する写真や、探偵による調査報告書などが挙げられます。また、性行為を想起させるようなSNS上でのやり取りなども有力な証拠となり得ます。
一方で、噂に基づく、物的証拠がない主張や第三者による間接的な主張は、証拠として採用するのは難しいでしょう。重要なのは、できるだけ客観的で具体的な証拠を集めることです。ただし、証拠収集の際には違法行為に抵触しないような注意も必要です。
不貞トラブルは弁護士などの第三者に相談するのを躊躇われる方も多いと思いますが、当事者間で慰謝料の請求を進める際のリスクについて教えてください。
請求される側については、過度に高額な慰謝料を請求されてしまうリスクがあります。
請求する側のリスクとしては、方法を誤ると相手側から恐喝と受け取られる恐れがあります。過度に威圧的な態度で金銭を要求したり、不適切な手段で証拠を集めたりした場合、法的なトラブルに発展しかねません。
また、インターネット上には様々な情報が溢れていますが、中には弁護士ではないのに交渉の代理人となって慰謝料の請求を行うと宣伝するなど、弁護士法に反する非弁行為を行う業者も存在します。安全で信頼できる依頼先を見極めることも重要です。
慰謝料請求の受任事例を紹介していただけますか。
冷却期間として別居しているタイミングで、妻から離婚調停、さらには離婚裁判を起こされてしまった男性からご依頼を頂いたケースです。
身に覚えのない浮気を理由に慰謝料請求されてしまい、調停はご自身で対応されたものの、裁判に対応しきれなくなりご相談にいらっしゃった事例でした。
受任後は、速やかに代理人として男性の主張をまとめて法的な説得力の高い書面を作成し、相手の女性側の主張に対応できる準備を整えました。女性側の主張内容や提出証拠について依頼者の方にもタイムリーに共有しながら訴訟を進めることも意識した結果、納得の行く解決ができた事例です。
相手側の主張の妥当性を法的な観点で検討できたことや、裁判官に伝わる形で依頼者の方の意見を主張できたことで、結果が反映されたと考えています。
離婚トラブルを受任する際にはどのような心構えで取り組まれていますか。
依頼者の方のリスタートを支援するという思いが第一です。ご希望に沿った結果を目指すことはもちろんですが、同時に、必要以上に夫婦間の関係性が悪化しないような解決にも努めます。
特にお子様がいらっしゃる場合は、将来的に面会交流など協力し合う場面が生じることも予想されるため、長期的な視点を持った対応を心掛けています。
また、依頼者の方に過度な負担がかからないよう、コストと時間の観点も持ち合わせた提案も意識しています。できる限り、裁判に至る前の調停のフェーズで解決を図ることが負担軽減になると考えています。
最後に、相談を検討している方へのメッセージをお願いします。
解決の選択肢が多く、夫婦間の対立が深刻になる前の早いタイミングでご相談に来ていただければと思います。
特に、離婚を見据えた別居を検討されている方には、早期相談を強くお勧めしたいです。
行動に移す前にご相談に来ていただくことで、回避できるトラブルもあります。
例えば、婚姻費用の問題があります。婚姻費用は調停の申立てが費用発生の基準日となるため、別居を検討する段階から婚姻費用分担調停も並行して考えていくのが望ましいといえます。また、別居後は財産分与の対象となる共有財産の特定が難しくなりやすいものです。別居前に確認すべき事項や、用意できると望ましい資料について知っておくことで、財産分与をスムーズに進めやすくなるでしょう。
別居に関するご相談者以外においても、皆様のご状況に合わせたご提案やサポートをさせていただきますのでぜひお任せください。
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