- 「LINEで浮気の証拠を見つける方法は?」
- 「LINEで浮気が分かったらどうすべきか知りたい」
LINEは今や重要な連絡ツール、もちろん浮気や不倫でもLINEがよく使われます。そのためLINEには浮気の証拠がたくさん。パートナーの浮気を疑っている方の中には「どうにかしてLINEの情報から浮気の証拠を見つけたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
そこでこちらの記事ではLINEで浮気の証拠を見つける13の方法を徹底解説。証拠を見つけるときの注意点や見つけた後の対処法も紹介していきます。またLINEを見たことをパートナーにバレないための対策も忘れずに。浮気の証拠を確保するためには、そのための知識や冷静な行動力が欠かせません。証拠確保を失敗しないために、こちらの記事を参考にしましょう。
LINEで浮気の証拠を見つける13の方法
LINEで浮気の証拠を見つける方法は様々ありますが、こちらでは主な13の方法を紹介します。
①LINEしているときの動作で確認
まずはパートナーがLINEしているときの動作やスマホの扱い方で、浮気しているかどうか見極めましょう。スマホや携帯電話は浮気の証拠の宝庫といわれるだけあって、今や浮気相手との連絡手段に欠かせません。普段とスマホの扱い方やLINEしているときの動作が違っている場合は、浮気をしているかもしれません。
具体的に次のような行動が、浮気を疑う根拠になるでしょう。
- スマホの画面を下にして置く
- 常時スマホを持ち歩くようになった
- 通知が鳴らない設定にしている
- 通知が届いても目の前で画面を確認しなくなった
- あなたにスマホを触らせなくなった
- あなたが近づくと慌ててスマホを隠したり画面を変えたりする
- 夜中にコソコソスマホを使うようになった
- 以前より返事が返ってくる速さが極端に早く(遅く)なった
②ポップアップ画面の確認
LINEの設定を変更していなければ、通知が表示されるポップアップ画面でトーク内容の一部が確認できます。トークの一部といえ、LINEでは短いやり取りをすることが多いため、大体の会話の内容を把握できるでしょう。こちらの方法はロックされているスマホを解除することなしに確認できます。
ただし持ち主がポップアップ機能の設定を切っているときは、ポップアップに文面が表示されず「新着メッセージがあります」のような表示になります。この場合は、他の方法で証拠を探す必要があるでしょう。
③パスコードの確認
LINEのアプリを開くためのパスワードが必要で、ロックがかかっていたら浮気の可能性があります。通常はLINEのアプリをタップすると、すぐにトーク画面に入れます。しかしLINEの内容を見られたくないと考えている場合、LINEのアプリ自体にロックをかけていて、4桁のパスコーを入力しないとトーク内容を見られない設定にしていることも。
このケースではスマホ自体のロックを解除できても、LINEのパスコードが分からないとトーク内容を確認できません。ただスマホのロックは一定回数間違えるとロックがかかり操作自体不可能になりますが、LNEのパスコードは何度でも入力しなおすことが可能。iPhoneなどのiOS端末なら指紋認証でも解除できます。
LINEにパスコードが設定されているかは、次のような操作方法で確認可能です。
④トークルームをチェック
LINEを無事開けたら、トークルームの上から順に名前を確認しながらトーク内容をチェックしていきましょう。本人と仲の良い友達とのトークでも、浮気していることをほのめかすなどの内容が残っている可能性があります。同性の名前でカモフラージュして浮気相手とやりとりしている場合も。
ただし未読メッセージがある状態でトークルームを開くと、メッセージが既読になってしまいます。LINEをチェックしていることがパートナーにバレる恐れがあるので、そこは無理をせず。iSOならトークリストを長押しするとトークルームの一部が浮き上がるように表示されるので、既読を付けずに内容を確認できます。
⑤通知オフの友だちを探す
通知をオフにしている友だちが、浮気相手の可能性があります。LINEでは友だちごとに新着メッセージが届いたときの通知をオン・オフに設定可能です。通知をオフにしておくと、ポップアップ通知で名前やメッセージ内容が表示されなくなります。そのため浮気をしている人は、特定の相手のみ通知をオフにしている可能性が高いです。
通知オフの友達を探す方法は以下の通りです。通知オフになっている相手とのトークルームに、通知オフマークがついています。
⑥非表示の友だちを探す
非表示の友だちを探すのも、浮気の証拠集めに役立ちます。LINEでは、友だち一覧から指定した相手だけを見えないように非表示にすることが可能だからです。浮気しているかもと感じるのに、それらしい相手がLINEの友だちリストにないとき、非表示にしている可能性があります。
非表示リストを見る方法は以下の通りです。
非表示リストを開くと、非表示になっている友だちが一覧で出てきます。右側の「編集」ボタンを押すと、トーク履歴を確認できます。ただし非表示になっている友だちとのトーク履歴を確認してしまうと、その相手が非表示リストから外れてしまいます。トークを確認したあとは、必ず非表示リストに戻してください。
非表示にする方法はこちらです。
⑦非表示のトークルームがないか探す
LINEでは、トークルーム自体を非表示にすることができます。非表示のトークルームがないか確認する方法はこちら。
ただし一度トークルームを開くと非表示が解除されてしまうため、こちらもトーク内容確認後は再度非表示に戻しておきましょう。
⑧通知センターをチェック
通知センターをチェックすると、LINEに新着メッセージが届いているか分かります。通知センターとはスマホに備わっている機能で、LINEをはじめメールや不在着信などの通知を一か所に集約し、確認できる機能のこと。スマホにロックがかかっていても確認できるので、比較的試しやすい方法です。
通知センターの表示方法は、画面上部から下方向にスワイプするだけ。元の画面に戻したいときは下から上にスワイプすればOKです。
⑨削除されたトークがないか探す
浮気相手とのトークが見つからないように、トーク自体を一つずつ削除している場合があります。トーク履歴が削除されているかを確認する方法はいくつかあります。もし下で説明するような形跡が見られたら、トーク履歴が削除されている可能性大です。あわせて削除されたトークの確認方法も紹介します。
9-1.トークリストの位置と送受信の時間のズレ
LINEのデフォルト設定では、トークリストの順番が友だちやグループでやり取りした順で新しい方が上に上がってきます。つまり一番上にあるのが、直近でやり取りしたトークということになります。従って一番上にいるにもかかわらず、最近のやり取りがない場合は、証拠隠滅のため見られたくないトーク内容を削除した可能性が高いでしょう。
9-2.トークリストにあるのにトーク履歴がない
トークリストにあがっているのに、全くトーク履歴がないのもあやしい可能性があります。トークリストにあがっているということは、何らかのやり取りがあった証拠。それなのにトーク履歴が残っていないということは、浮気相手とのやり取りをすべて削除している可能性が高いです。
9-3.やり取りの内容が不自然でないか
トークの内容をみて、そのやり取りが不自然だとトークを削除している場合があります。過去のやり取りをさかのぼり、相手との会話の内容がつながらなかったり、前後の文脈から明らかに会話の流れが不自然だという場合には、浮気がバレそうな会話だけを削除している可能性が。
9-4.削除したトークを復元する
トーク履歴を削除した形跡がある場合は、トークを復元して浮気の証拠がないか確認しましょう。削除したトーク履歴の復元は、スマホがandroidかiPhoneかで操作方法が異なります。
Android | バックアップが取れていれば復元可能
LINEの設定→「トークのバックアップ・復元」→バックアップの日時を確認し「復元する」 |
iPhone | LINEアプリを一度アンインストール→再インストールからログインし直すことで、トーク履歴の復元が可
iCloudにバックアップがある場合は、専用アプリを使用することで再度トークを閲覧できる |
Androidの場合、LINEの設定に復元機能があるため便利ですが、トーク削除後にバックアップしてしまうと、削除したトークを復元できなくなってしまうので気を付けましょう。
9-5.本人を装ってトーク履歴を入手
こちらはかなり大胆な方法ですが、パートナーに成りすまして浮気相手に「トーク履歴を削除してしまったから、スクショして送ってほしい」と依頼する方法があります。相手がすぐに気づいて返信してくれないと、バレる可能性があるので要注意です。この方法はある程度確証を得てからにした方がいいでしょう。
⑩未読メッセージをチェック
浮気相手とのやり取りで、未読メッセージをあえて確認するという方法があります。ただしiOSの機能で確認不可能な範囲や、Android端末で未読メッセージを開いてしまうと、パートナーにバレる可能性が高まります。どうしても確認したい内容があるときや、パートナーに「知っているぞ」とけん制するためだけに試すことをおすすめします。
⑪表示名と違うプロフィール名がないか確認
友だちの表示名とプロフィール名が異なる場合、浮気相手の可能性があります。LINEでは、友だちの表示名を任意で変えることができます。そのため浮気相手とバレないよう「たかし→たかこ」「たかこ→たかし」など、性別が逆に見えるように変えている可能性も。
また名前ではなく会社名や役職名で登録していたり、男女の判断がつきにくい表示名に変更している場合もあります。表示名と本来のプロフィール名が同じか確認するには、友だちリストから特定の友だちを選択、名前の隣にある「ペンマーク」をタップすると、友だちが設定した本来の名前(プロフィール名)が確認できます。
⑫スタンプの購入・プレゼント履歴を確認
LINEのスタンプ購入履歴や、スタンプのプレゼント履歴から、浮気を見つけることができます。例えば次のようなケースだと、浮気している可能性があります。
- 今までみたことがないスタンプを使っている
- よくスタンプを購入するようになった
- あまりスタンプを使わなかった人がスタンプを使うようになった
- パートナーの趣味・性格に合わないスタンプを使っている
- よく誰かにスタンプをプレゼントしている
普段はスタンプなど使わないそっけない返事なのに、突然かわいらしいスタンプを使いだしたり、本人の趣味に合わないスタンプを使っている場合、浮気相手からのプレゼントや浮気相手の趣味に合わせてスタンプを購入している可能性があります。また浮気相手に有料のスタンプをプレゼントして、同じスタンプを使っているケースも。
スタンプのプレゼントや購入履歴の確認方法は、以下の通りです。
「プレゼントボックス」をタップすると、「受け取ったプレゼント」や「贈ったプレゼント」の内容が分かります。友だちが複数いる場合は、その中に浮気相手がいる可能性も。プレゼントした友だちの名前をチェックし、トークルームを確認するといいでしょう。
⑬LINEアルバムをチェック
LINEアルバムをチェックすることで、浮気が見つけられる可能性があります。浮気をしている人の中には、浮気相手との写真をLINEアルバムに保存し、相手と共有しているケースがあるからです。浮気相手とのトーク履歴が削除されている場合でも、アルバムに浮気相手との写真が残されている可能性があります。
LINEアルバムの確認方法はこちらです。
妻の浮気を見つける方法については、こちらの記事を参考にしましょう。
「妻の浮気を見破る8つのポイント|夫の場合と違う浮気の特徴や分かったときの対処方法とは?」
LINEで浮気の証拠を見つける場合の注意点
LINEで浮気の証拠を見つける場合は、次のようなことに気を付けましょう。
確実な証拠を掴むまではバレないように
確実な浮気の証拠を掴むまでは、相手に浮気を疑っていることをバレないようにしましょう。決定的な浮気の証拠を掴む前に感情的になり、相手に問い詰めたり浮気を疑っていることを匂わせてしまうと、相手はすぐに浮気の証拠を隠滅し、今後はより慎重に行動するようになります。後から浮気の証拠を取ろうと思っても、以前のように簡単にはいきません。
パートナーの浮気を知って悲しくなったり頭にきて、相手に何か言ってしまいたくなる気持ちはよく分かります。しかし浮気の証拠を得るためには、その気持ちをぐっとこらえ、決して顔や態度に出さないように心がけましょう。
法的に有効な証拠とならない可能性がある
たとえLINEの内容で浮気していることが分かっても、それだけでは法的に有効な証拠と認められない可能性があります。パートナーや浮気相手に慰謝料を請求するには、法律上の「不貞行為」と認められる証拠が不可欠です。民法第770条では不貞行為を「配偶者のある者が、自由な意思にもとづいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと」と定めています。
法的に有効な浮気の証拠
不貞行為と認められるためには、配偶者以外の人と性的関係を持ったということが分かる証拠が必要です。具体的には次のような証拠が有効です。
- 浮気相手と性行為があったことが分かるLINEのやりとり
- ラブホテルの出入りを撮影した写真や動画
- 性行為の様子を収めた写真や動画
- 探偵が集めた証拠
LINEで得られる可能性のある証拠は、性行為の様子が分かる写真や動画のデータが該当します。この場合もパートナーと浮気相手の顔が分かるデータが必要です。LINEのやり取りを入手した場合は、浮気相手と性行為があったことが明確に分かる内容でなければなりません。
組み合わせることで有効になり得る証拠
ただし単体では法的に有効といえないものの、他の証拠や状況とあいまって浮気の証拠と認められる場合があります。LINEやその他の方法でこのような証拠を見つけたら、必ず保管しておきましょう。
- パートナーと浮気相手がキスをしている写真
- 浮気を自白した音声
- 肉体関係の有無が曖昧なLINEのやり取り
- デートやホテルに行ったことがわかる領収書
- GPSの記録やICカードなどの移動履歴
- 友人や知人からの証言
- 浮気相手からの手紙やプレゼントなど
浮気相手と性行為を連想させるやり取りがあったとしても、内容があいまいだと単体では浮気の証拠と認められません。LINEで得た証拠が、法的に有効かどうかをキチンとチェックして、次の行動に移るようにしましょう。
不貞行為はどこからの行為のことか知りたい方は、こちらの記事を参考にしましょう。
「『不貞行為』はどこからの行為?不倫・浮気との違いや当てはまるケース、法的に有効な証拠を解説!」
パートナーとの信頼関係が失われる可能性がある
浮気の証拠が欲しいからとパートナーのスマホを盗み見たり勝手に操作したりすると、相手との信頼関係が失われる恐れがあります。とくにパートナーに浮気した事実がないのに、勝手に勘違いして浮気を問いただしたようなケースです。
この場合は浮気を疑われたことや、勝手にスマホを見られたことにより、あなたへの信頼が地に落ちてしまう可能性も。一度崩れた信頼関係を取り戻すのは非常に困難です。思い込みやわずかな情報で先走ってしまうことなく、浮気の有無や真偽をしっかりと確認してから行動に移したり相手に問い詰めたりしましょう。
損害賠償請求される可能性がある
こちらの記事ではLINEで浮気の証拠を見つける方法を紹介していきましたが、勝手にパートナーのスマホを操作すると、損害賠償請求される可能性があります。というのも相手のスマホを盗み見る行為は、民法上の「プライバシー権の侵害」に該当するため。
あなたがスマホを盗み見たという証拠を取られてしまうと、相手から損害賠償(慰謝料)を請求される恐れがあります。また違法な手段で集めた証拠は、裁判で証拠として認められません。せっかくリスクを冒してまで集めた証拠が使えない場合があるので気を付けましょう。
刑事罰を受ける可能性がある
LINEで浮気の証拠を見つける場合、「不正アクセス禁止法違反」や刑法の「不正指令磁気的記録供用罪」に該当する恐れがあり、懲役刑や罰金を受ける可能性があります。それぞれの詳細は以下の通りです。
該当する行為 | 罰則 |
---|---|
ネットワーク経由で他人のIDやパスワードを使用して他人のスマホやPCにアクセスする行為(同法11条) | 3年以下の懲役又は100万円以下の罰金 |
不正アクセス目的で他人のIDやパスワードを取得する行為(同法12条1号) | 1年以下の懲役又は50万円以下の罰金 |
該当する行為 | 罰則 |
---|---|
無断で他人のスマホやPCに位置情報共有アプリや追跡アプリ、スパイアプリなどをインストールする行為 | 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 |
上のような行為による罰則は、たとえ夫婦間など密接な関係でも認められます。ロックし忘れたスマホを勝手に覗き見ただけでは不正アクセス禁止法違反には当たりませんが、ロックしてあるスマホを解除して中身を見た場合は罪に問われる可能性があります。
また位置情報共有アプリや追跡アプリ、いわゆるスパイアプリと呼ばれるアプリを持ち主の同意なく勝手にインストールすると、刑法の不正指令電磁的記録供用罪に該当する恐れも。スマホから浮気の証拠を見つけようとする場合は、こちらが犯罪行為で訴えられないように気を付けましょう。
LINEを見たことが相手にバレないための注意点
LINEで浮気の証拠を探すときに注意したいのが、スマホやLINEを見たことをパートナーにバレないようにすること。確実な浮気の証拠を確保する前にバレてしまうと、相手がより慎重になって浮気の証拠が取りにくくなったり、パートナーとの関係が悪くなる可能性も。
次に紹介するようなポイントに注意して、相手にバレないようにしましょう。
バックグラウンドアプリに注意
スマホに入っているバックグラウンドアプリによって、パートナーにLINEを見たことがバレる可能性があります。通常スマホは、アプリをいったん起動すると画面上で捜査していないときでも内部(バックグラウンド)で待機しながら通信を続けています。
すぐに目的のアプリが使える便利な機能なのですが、バックグラウンドを表示すると直近で使用したアプリが一番上に表示されるため、パートナーが使ったアプリがLINEでないにもかかわらず一番上に表示されると、あなたがLINEを操作したことがバレてしまう可能性があります。
Androidでは、下方向から上に向けてスワイプするとアプリの切り替え画面(マルチタスク画面)が表示。iOSでは、ホームボタンを2度押しまたは画面下から上方向にスワイプし指を止めるとマルチタスク画面が表示されます。
のぞき見防止アプリが入っていないか
パートナーのスマホに、のぞき見防止アプリが入っていないか確認しましょう。のぞき見防止アプリとは文字通り、スマホののぞき見を防ぐアプリ。こちらのアプリが入っている状態で、無断でスマホを操作しようとすると、次のような機能が作動します。
- 操作している人の顔を撮影
- 決められた場所をタップするまで警告を出し続ける
- ロック解除動作を記録する
とくに用心深いタイプのパートナーが、このようなアプリを利用している可能性が高いでしょう。パートナーのスマホにのぞき見防止アプリが入っていると、勝手にスマホを操作したことがバレ、言い逃れができなくなってしまうので注意が必要です。
既読を付けずにメッセージを確認する方法
LINEで浮気の証拠を探すときに実践したいのが、既読を付けずに新着メッセージを見る方法。うっかり新着メッセージを既読にしてしまうと、黙ってLINEを見たことがバレてしまうためです。既読を付けずに新着メッセージを見るには、次のような方法があります。
トークルームを押し込む
iPhone6S以降のスマホに有効なのが、トークルームを軽く押し込むという方法です。トーク一覧の画面で、読みたいトークルームを軽く押し込みます。すると既読を付けることなく未読メッセージを確認できます。ポイントはあくまでも軽く押し込むこと。強く押しすぎると普通にトークルームが開いてしまい、既読が付くので気を付けましょう。
機内モードをオンにする
既読を付けずに新着メッセージを見るもう一つが、機内モードをオンにするというやり方です。機内モードにすれば電波を発信しないので相手に既読の通知が届くことなく、メッセージ確認してLINEを終了させても既読が付くことはありません。
ただしメッセージを確認し終わって機内モードを解除する場合は、必ずLINEアプリを完全に終了させてからにしてください。LINEが開いた状態で機内モードを解除してしまうと、バックグラウンドでLINEが起動し既読がついてしまいます。
別の端末からログインしない
相手のLINEを見るときには、別の端末からログインしないようにしましょう。パートナーのメールアドレスやパスワードをすでに入手している場合は、他のスマホやPCなどからLINEにログイン可能です。しかし別端末からログインしてしまうと、ログインしたことが相手に通知されてしまいます。
たとえあなたの仕業だとバレなくても、より強固なロック方法に替えられたり、スマホに残っている浮気の証拠を隠滅される可能性が出てきます。くれぐれも相手が不審に感じるようなことは避けましょう。
パスコード入力のミスは2回まで
相手のスマホにパスコードロックがかけられている場合、パスコードを間違えて良いのは2回までです。3回以上ミスしてしまうとしばらくコードを入力できなくなり、それによりスマホを勝手に触ったことがバレてしまいます。
パスコードが分からない状態でロックを解除しようとするのはもってのほかですが、「多分パスコードはこの番号のはず」と思っていても、2回間違った時点で操作をストップしてください。
LINEやメールのやり取りだけで浮気の慰謝料請求が可能か知りたい方は、こちらの記事を参考にしましょう。
「メールだけの浮気で慰謝料請求できる?できるケースとできないケース、注意点を解説」
LINEで証拠を見つけた後にすべきこと
LINEで証拠を見つけたら、次のようなことをすべきでしょう。
画面を撮影する
LINEで浮気の証拠を見つけたら、自分のスマホで証拠の画面を撮影してください。撮影するときはパートナーのスマホであることが分かるよう、スマホ全体を写真に収めるようにしましょう。またテレビ画面やスマホの画面などを動画で撮影し、撮影日が分かるようにする工夫も必要です。
トーク履歴の一斉送信
LINEのトーク内容に証拠がある場合は、トーク履歴の一斉送信を行ってください。LINEには過去のトーク内容をすべてメールで一括送信できる機能があります。いちいちスマホをコソコソ見続ける必要なく、これまでのやり取りをじっくり見ることができます。トーク履歴を一斉送信する方法は以下の通りです。
ここで気を付けたいのは、メールを送信した内容は、そのスマホのメールアプリの送信済みフォルダに残っているということ。メール送信後は送信済みフォルダ内のデータも必ず削除するようにしましょう。
LINE以外の証拠を確保
LINEで浮気の証拠が見つけられなかったときは、LINE以外の方法で浮気の証拠を探してください。
携帯電話やスマホ
パートナーへの浮気調査で最も重要なのが、携帯電話やスマホをチェックするという方法です。スマホにはLINE以外にも浮気相手と連絡が取れるツールがあり、浮気の証拠が見つかりやすいでしょう。主に次のような項目をチェックすることをおすすめします。
- 通話履歴
- メール
- SNS
- アルバム(写真・動画)
- 予測変換
- 検索履歴
- カップルアプリ
浮気調査グッズで集めた証拠
携帯やスマホによる調査の他に、浮気調査グッズを使用する方法があります。浮気調査グッズとはGPS発信機やボイスレコーダー、小型カメラなどです。通販などで気軽に購入することができ、素人でも調査が可能。ただし相手の所有物にこれらのグッズを仕掛けるなどすると、犯罪とみなされる恐れも。
もしこのようなグッズを使用する場合は、法律の範囲内で注意しながら使うようにしましょう。
その他の証拠
バッグや財布など相手の持ち物や車の中から、次のような浮気の証拠が見つかる可能性があります。
- 浮気相手へのプレゼント
- ラブホテルのレシートやポイントカード
- 相手と一緒に写った写真
- デートで行った店やレストランのレシート
いずれの証拠も性行為があったことが分かるかどうかがポイントです。単独で法的に有効とならない場合は、複数を組み合わせることで認められる可能性が。どのような証拠が有効になるか分からない場合は、離婚問題に詳しい弁護士に相談しましょう。
浮気と不倫の違い、法律上の不貞行為の定義については、こちらの記事を参考にしましょう。
「浮気と不倫の違いはある?法律上の不貞行為の定義や『不倫しているかも』と思ったときの対処法」
興信所・探偵事務所に依頼
もし自分では浮気の証拠を確保できないときは、興信所や探偵事務所に依頼することをおすすめします。自分で浮気調査しようと思っても思うようにいかなかったり、相手に気づかれてしまうというリスクがあります。しかしプロの探偵に依頼すると、豊富な経験や知識をもとに専門の機材を駆使して浮気調査に当たります。
費用はかかるものの自分で浮気照査する手間がなく、裁判で使用できる調査報告書が手に入るのも大きなメリットです。浮気調査は時間との勝負でもあります。確実な浮気の証拠を得たいときは、なるべく早めに探偵に依頼してください。
弁護士に相談
パートナーが浮気しているかもと疑っている方や、浮気をしていることが間違いないと感じたら、まずは弁護士に相談することをおすすめします。弁護士に相談すると法的に有効な証拠の種類や集め方などのアドバイスが受けられます。さらに弁護士事務所の中には探偵と提携して、浮気の証拠集めの手助けをしてくれる場合も。
浮気が間違いないとなれば慰謝料を請求したいという人もいるでしょう。そのようなときも相手との交渉や交渉合意書の作成などを弁護士に任せられます。何より弁護士に依頼することでパートナーの浮気を一人で悩む必要がなくなり、精神的にもかなり楽になるはずです。
離婚時の弁護士費用が気になる方は、こちらの記事を参考にしてください。
「離婚時の弁護士費用を徹底解剖!費用をおさえるコツや注意点を紹介」
まとめ
LINEで浮気の証拠を見つけるには、非表示の友だちやトークルームがないか、トーク履歴を削除していないか、怪しいスタンプのプレゼント履歴がないかを探す方法があります。また通知センターや未読メッセージ、ポップアップ画面やパスコード設定のチェックも欠かせません。
LINEで証拠を探す場合は、絶対に相手にバレないように慎重に行動してください。また勝手にパスワードでログインしたり、スパイアプリをインストールすると刑事罰を科せられる恐れが。そうでなくてもプライバシーの侵害として慰謝料を請求される可能性があるので注意が必要です。
LINEで浮気の証拠を見つけた後は、画面の撮影やトーク履歴の送信を忘れずに。法的に有効な証拠が得られないときは他の方法を探りましょう。そして慰謝料請求や離婚を考えているときは弁護士に相談するのがベストです。弁護士は敷居が高そう…と思われるかもしれませんが、弁護士の協力は大きな力になります。まずは無料相談を利用して親身になって話を聞いてくれる弁護士を見つけましょう。