- 「夫の不倫、義両親に報告した方がいいか悩む…」
- 「妻の不倫を義家に相談するときの注意点は?」
パートナーが不倫して夫婦間が揉めているとき、義両親や義家族に不倫のことを報告した方がいいか悩んでいる方は少なくありません。しかし時には、報告しない方がいいケースもあります。こちらの記事では、義両親への不倫の報告に焦点を当て、どのようなときに報告する・しない方がいいかについて解説していきます。
報告するときめたときには、事前に検討する項目や準備があります。「報告してよかった」と思えるためにも、衝動的に暴露したりせず、冷静に準備をしたうえで報告しましょう。
不倫を義両親に報告したほうがいい?
パートナーの不倫を義両親に報告した方がいいかについては、個々のケースによって変わってきます。こちらでは報告前の心の持ちようや、義両親に報告することのリスクについて紹介していきます。
義両親に報告する目的を明確に
まずは、なぜ自分は義両親に報告したいのかという目的や願望を明確にすることが大切です。たとえば次のような目的が考えられます。
- 「パートナーと共に反省してもらいたい」
- 「大変なことをしたと知らしめたい」
- 「自分の代わりに怒ってほしい」
- 「不倫関係を断ち切らせてほしい」
- 「義両親の力を借りてでも夫婦関係を修復したい」
- 「離婚の話し合いの場に同席して欲しい」
ただし義両親とパートナーとの関係性やそれぞれの性格によっては、あなたが希望する通りの展開にならない可能性があります。かえって現状を混乱させてしまう恐れもあるため、義両親への報告は慎重に検討すべきです。
味方をしてくれるとは限らない
パートナーが不倫したとき「義両親に相談すれば味方になってくれるだろう」と考えるのはある意味自然なこと。しかしパートナーが100%悪かったとしても、義両親があなたの味方になってくれるとは限りません。
それは親子のつながりは理屈を超え、本能的に子どもを守ろうとするためです。どれだけ出来の悪い子どもであっても、出来の悪い子どもだからこそ親は子どもを守りたいと思うもの。「きっと勘違いだろう」「あの子に限って…」と現実を受け入れられないまま、被害者の言葉を信じない親は少なくありません。
逆に責められる可能性がある
義両親にパートナーの不倫を報告すると、逆に責められてしまう可能性があることを覚えておきましょう。「あなたにも原因があったんじゃないの」「男の浮気は甲斐性なんだから、これぐらいで騒ぐなんておかしい」など、被害者の方が責められたり我慢を強いられるケースも。
このようなことにより、被害者であるはずのあなたがさらに精神的に追い詰められてしまう可能性も。夫婦関係のみならず、義両親との関係も壊れてしまう恐れがあります。
事態が悪化する可能性
衝動的に義両親に報告してしまうと、さらに事態が悪化する恐れがあります。不倫をした側に内緒で報告した場合、確実に相手のプライドが傷つきます。とくに男性は親に対して、自分は立派な大人だということを見せたいという気持ちがあるもの。
不倫などネガティブな情報は、出来れば自分の親の耳には入れたくないと思っています。義両親が真面目であるほどパートナーへの叱責が厳しくなり、「どうして両親に話したんだ」「余計なことをして」と逆恨みされる可能性があります。そして今後は両親と妻とが結託してくることまで想像した場合、家庭が居づらい場所になってしまう恐れもあります。
証拠を隠滅される可能性
不倫の確実な証拠を確保する前に義両親に話してしまうと、証拠を隠滅される可能性があります。うっかり義両親に話してしまうと、事実確認のつもりで本人に「こんなこと言われたけど本当なの?」と伝えてしまうケースが少なくありません。
すると不倫した側は一気に警戒心を強めて、証拠の写真や相手の連絡先、メッセージのやり取りを消去したりと、証拠隠滅に動くでしょう。義両親に報告する場合は、不倫の確実な証拠を押さえてからというのが原則です。
「家族だから」と過信するのはNG
夫婦間の危機に陥ったとき、義両親も家族なのだからと過信するのはおすすめできません。パートナーと血のつながりがある義両親ですが、あなたとは戸籍上の親族に過ぎないためです。子どもというだけでパートナーの不倫に目をつむり、逆に被害者を責める義両親もいます。
パートナーからの裏切りに加えて、その親族である義両親にも裏切られたとき、被害者は深く絶望して心の支えを失ったように感じてしまうでしょう。さらに精神的ダメージを負う可能性があるため、いくら義両親だからといって過信し過ぎるのはNGです。
離婚すれば他人になる関係
上で紹介した通り、パートナーの不倫を義両親に相談しても味方になってくれるとは限りません。信頼してそれが裏切られ深く傷つくよりは、「離婚すれば他人になる関係」と割り切った方が精神衛生的にもいいのかもしれません。
パートナーに不倫されたとき必要なのは、被害者であるあなたの立場に共感して、状況を冷静に整理してくれる第三者です。場合によっては友人や、全くの他人の専門家に相談した方が、あなたの今抱えている問題を解決できる助けになるでしょう。
義両親に報告した方がいいか迷ったときは…
義両親に不倫を報告した方がいいか迷ったときは、こちらで紹介する「報告した方がいいケース」「報告しない方がいいケース」のどちらに当てはまるかチェックしてみましょう。
報告した方がいいケース
義両親に報告した方がいいのは、次のようなケースです。
孫を大切にしてくれる
自分の子どもよりも孫を大切にしてくれるような義両親なら、パートナーの不倫を相談してもいいかもしれません。「こんなかわいい子どもがいるのに息子の親として申し訳ない」「何があっても私たちはあなたと孫の味方だからね」などこちらの味方をしてくれる可能性があります。
日ごろからパートナー抜きでも孫と祖父母の交流がある場合や、義両親の性格的に「孫の方が大事」と言ってくれるような関係であれば、パートナーの不倫を報告しても良い方向に行く可能性が高いでしょう。
普段から味方になってくれる
普段からパートナーよりもあなたの味方になってくれる義両親には、不倫を報告しても大丈夫でしょう。例えば同居して日常的に義両親の世話をしているという場合や、別居でもこまめに顔を見に来てくれるような関係性です。
そのような関係性だとあなたも相談しやすいですし、義両親も日ごろの感謝の気持ちから、不倫なんて馬鹿なことをした自分の子どもに対して、あなたの味方になって対応してくれるというのは自然な流れです。
とにかく伝えないと気持ちが晴れない
結果はともかくとして、「とにかく義両親に伝えないと自分の気持ちが晴れない」という方は、その気持ちを解消する意味でも伝えた方がいいでしょう。その場合、結果について過度に期待するのは止めましょう。不倫した子どもに対して叱責してくれる可能性もあるかもしれません。しかし逆にこちらが悪者になる可能性もあるということを頭に入れておきましょう。
義家族との関係が良好
義両親以外の兄弟姉妹やその配偶者など、義家族との関係が良好な場合は、パートナーの不倫の報告がプラスに働く可能性があります。例えば同じ嫁の立場である兄嫁がいれば「私の方からも義両親に進言してあげる」などと援護してくれる場合もあるでしょう。
自分一人で状況を変えるのは難しくても、自分と同じような立場の親族がいることで「放置していると○○家全体に悪影響が及ぶ」という意識が働き、パートナーの不倫に強く出られる状況が生まれやすくなります。義両親以外にも味方になってくれる親族がいる場合には、その人たちにも相談してみましょう。
報告しない方がいいケース
一方で次のようなケースでは、義両親にパートナーの不倫を報告するのは慎重になった方がいいでしょう。
義両親が過保護・過干渉
普段から子ども夫婦に過干渉だったり、いい年したパートナーに対して過保護な義両親の場合、こちらの味方になってくれる可能性は低いです。義両親のどちらか一方にこのような傾向がある場合も同様です。
不倫を報告した当初は「私たちからも言っておくから」「どっしり構えていればきっと戻ってくるから」とあなたの心配を払拭してくれる言動があるかもしれませんが、状況が深刻になるにつれ「あなたにも落ち度があるんじゃない?」「夫婦のことはもう相談してこないで」などと手のひらを反すような言葉を平気で発します。
また過干渉な親の場合、夫婦での話し合いに介入してきたり、あなたの気持ちを考えることなく仲直りの場を設定されてしまうことも。すでに「不倫を許す」ことが前提となっていて、問題の根本的な解決を妨げるだけでなく、被害者の感情が抑圧されて二次被害が生じる可能性もあります。
モラハラ夫の母親に共通する特徴と上手な付き合い方については、こちらの記事を参考にしましょう。
「モラハラ夫の母親に共通する特徴|母親の影響が大きいケースと義母との上手な付き合い方とは」
世間体を気にするタイプ
世間体を気にするタイプの義両親には、不倫問題や夫婦問題を相談するのは慎重に。そのような親にとっては「子どもの不倫」より「○○家の評判」の方が重要だからです。とくに保守的な家庭や封建的な考えが強い地方では、不倫=家の恥とする傾向があり、「他人に知られる前に解決すべき」と考えがち。
結果的に被害者の気持ちは置き去りのまま「もう水に流して」「そんなに責めなくても」「離婚なんてもってのほか」とあなたの立場や選択肢を制限してくるケースが少なくありません。義両親にとって問題なのは「不倫」ではなく「不倫によって子ども夫婦の家庭が壊れること」の方です。それにより、「これ以上騒ぎが大きくなるのは面倒」という気持ちが優先されてしまうという訳です。
不倫相手とつながりがある
義両親がパートナーの不倫相手とつながりがある場合、安易に相談しない方がいいでしょう。こと子ども夫婦の不倫問題においては、義両親が中立の立場であるとは限りません。ましては不倫相手と直接つながりがある場合、配偶者であるあなたよりも不倫相手の味方をするケースが少なくありません。
実際に調査を進めていくと、義両親が不倫相手と連絡を取り合っていた、ひそかにサポートしていたという事実が判明することも。不倫相手に対して、夫婦の状況やあなたに関する情報まで横流ししていたという場合もあります。
パートナーの不倫相手が友達だったときの対処法は、こちらの記事を参考にしましょう。
「夫・妻の不倫相手が友達だった…知った後の対処法と、慰謝料・離婚を請求するときのポイント」
義両親との関係が希薄
もともと義両親との関係が希薄で最低限のやり取りしかしていない場合、パートナーの不倫を報告しても思うような反応を得られない可能性が高いでしょう。「あなたの息子(娘)が不倫しています」と話しても、「それは2人で解決して」「心配するけど何かできる訳じゃないし」と突き放される場合が少なくありません。
これは義両親と距離を取ってきたというこれまでもスタンスを、良くも悪くも反映している結果です。このような義両親との関係があると、パートナーの不倫を報告してもあなたの気持ちが救われるとは限りません。
親戚付き合いがストレスで離婚をお考えの方は、こちらの記事を参考にしてください。
「親戚付き合いがストレスで離婚したい…ストレスを溜めない対処法&離婚後の付き合い方とは?」
義家族との関係が良くない
義家族との関係がそもそも良くないというときには、パートナーの不倫を報告しないほうがいいかもしれません。とくにパートナーの兄弟姉妹やその配偶者との関係が悪いと、あなたの味方をしてくれるどころかあなたが悪者になってしまう恐れが。
義両親とは仲が良好でも、義両親に相談した内容がうっかり義家族に漏れ伝わって大事になる可能性もゼロではありません。
親が離婚に反対しているときの対処法が知りたい方は、こちらの記事を参考にしましょう。
「親が離婚反対しているときの対処法|親に離婚を報告するタイミングと夫婦問題に親が介入するデメリット」
義両親が依存している
義両親があなたのパートナーに依存している場合には、不倫問題を報告するのはおすすめできません。例えば義両親が夫に経済的援助を受けているケースが典型です。このような場合に夫の不倫を報告しても「タイミングを見て言ってみる」と口だけだったり、「困ったわね、でもどうにもできないわ」とごまかされてしまうことも少なくありません。
こちらにしたら「それでも親なの?」と思ってしまうのですが、結局は不倫した息子に依存しているので、報告したエネルギーが無駄になってしまうでしょう。結局息子夫婦のことよりも、自分の今の生活の方が大切という訳です。
義親も不倫したことがある
舅や姑にも不倫した過去がある場合、パートナーの不倫を相談しても力になってくれることを期待できません。自分にも同じ経験があるということで、不倫問題に及び腰になり「自分には説教する資格がない」という心理があるため。そういう義両親に相談しても「私が言えることはないから」と消極的です。
たとえ相談できたとしても、自分の子どもに諭してくれるとは限りません。不倫したわが子に対峙しても「自分も不倫したくせに」「子どものころどんな思いをしたか分かっているのか」と返り討ちにあうことも分かっているでしょう。このような義両親に対しては、別居や離婚の報告にとどめ、不倫の相談は控えましょう。
パートナーがモラハラ・DV
パートナー自身があなたに対してモラハラやDVをしてくるときには、義両親への報告は慎重にしてください。モラハラやDVをする人は、両親であっても人から怒られることが嫌いです。報告したことで相手が激高して、逆に責め立てられたり暴力を振るわれてしまう可能性が高いでしょう。
またモラハラやDVをしてくる人は、自分が「コントロールする側」だという立場に固守しがちです。義両親に報告したことで、「外堀を埋められた」と感じて、あなたに対する心理的圧力を強めてくるケースも少なくありません。元々モラハラやDV傾向があるパートナーの場合には、義両親など身近な人ではなく、弁護士などパートナーにとって「権威がある」立場の第三者に相談することをおすすめします。
モラハラ夫と離婚したいとお考えの方は、こちらの記事を参考にしてください。
「モラハラ夫と離婚できない…!交渉ができない理由と対処法をもとにして慰謝料・離婚を勝ち取ろう」
不倫を義両親に報告する前に…やっておくべき準備
義両親にパートナーの不倫を報告する前には、次のような心構えや準備をしておきましょう。
自分の味方をしてくれそうか冷静に判断
義両親に報告するときには、前項で挙げたような普段の関係性や義両親の性格などを考えたうえで、自分の味方をしてくれそうか冷静に判断しましょう。味方をしてくれそうもないときには、夫婦の話し合いが終わって離婚などの結論が出た後に報告するに留めた方がいいでしょう。
とくに頭に血が上って「今すぐあなたの親に言ってやる」と衝動的に行動してしまうと、逆にこちらが不利になる可能性も。とくに夫婦の不倫問題は、少しの判断の誤りによって状況が悪化することも少なくありません。義両親に相談するときには、味方になってくれそうか慎重に判断した上で報告してください。
反対される可能性があるときは味方の多い場所で
義両親に味方になってくれずにパートナーの擁護に回る可能性が高いときには、自分の味方が多い場所を選ぶようにしましょう。このような状況で相手のテリトリーに入ってしまうと、余計に不利な状況に立たされる恐れがあるからです。より有利に話し合いを進めるには、自分の実家や親戚の家など、こちらの味方が多い環境を選ぶのがおすすめです。
客観的に証明できる証拠を確保
義両親に報告するときには、客観的に不倫を証明できる証拠を確保してからにしましょう。証拠を確保するよりも先に報告してしまうと、それがパートナーの耳に入り、不倫の証拠を隠滅されてしまう恐れがあるからです。また「あなたの勘違いでは?」「息子に限って不倫なんてありえない」という反論を封じる上でも、確実な証拠は必須です。
具体的には次のような証拠を確保したうえで、義両親に報告してください。
- ラブホテルに出入りしている写真や動画
- ラブホテルの領収書やポイントカード
- 性行為もしくはそれに近い行為をしている写真・動画
- メールやLINE、SNSなどの親密なやり取り
- 通話履歴や留守電のメッセージ
- クレジットカードやカーナビの履歴
- パートナーや不倫相手が不倫の事実を自白した音声・動画
- 興信所や探偵の調査報告書
これら不倫の証拠は、後の慰謝料請求や離婚請求にも役立ちます。「不倫してるでしょ」と問い詰めたくなる気持ちは分かりますが、そこはぐっとこらえて、まずは確実な不倫の証拠を集めることに注力してください。その証拠が、いずれは自分自身を守る助けになってくれるはずです。
不倫の証拠の残し方について詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
「不倫の証拠の残し方|具体例ごとの集め方と残すときのポイント・注意点を知って証拠を効果的に使用しよう」
報告するタイミングを見極める
義両親に報告するタイミングは、慎重に見極めてください。感情のままに早まった行動を取ってしまうと、結果的に自分の首を絞めてしまう可能性があるからです。不倫の確実な証拠を確保した後はもちろん、感情的にならずに話せるようになるまで、義両親への報告は控えましょう。
関係性によっては、不倫の事実や夫婦関係が破綻して修復不可能だということのみを伝えた方がいいことも。過干渉や過保護な義両親には、全てが終わってから報告するのも一つの手です。
嫁姑問題で離婚や慰謝料請求をしたいという方は、こちらの記事を参考にしてください。
「嫁姑問題を理由に離婚や慰謝料請求をしたい!離婚を決断する前にすべきことは」
子どもを巻き込まない
義両親にパートナーの不倫を報告する場合、絶対に子どもを巻き込まないようにしてください。いくら義両親と会う機会が少ないといえ、子どもたちがいるリビングでいきなり話し始めるのはNGです。子どもにとって親の不倫や不仲を知るのはショックで、決して良い影響は与えません。
また逆上するタイプの義両親の場合、子どもの目の前で修羅場を繰り広げるのは心理的虐待になります。子どもはどこかに預けるなどして、大人だけで話し合える場所を作ってください。
話す内容を整理しておく
義両親に報告するときには、事前に話す内容を整理しておくといいでしょう。自分自身の気持ちや今後の希望を明確にしたうえで、どのような目的や理由から義両親に伝えるのかを明らかにします。そして話し合いのゴールも事前に決めておけば、無駄な議論を避けられます。
また話し合いでは自分が主導権を握り、相手任せにしないのもポイント。夫婦どちらの実家に対しても、夫婦の問題を軽々しく伝えない方がいいでしょう。ある程度方向性が決まってから相談や報告をすべきで、まずは夫婦でしっかりと話し合うのが前提です。
示談書や誓約書を準備する
義両親とパートナー揃って話し合いをするときには、事前に「誓約書」や「示談書」を準備しておくことをおすすめします。誓約書と示談書の違いは下記の通りです。
| 誓約書(念書) | 過去の紛争や将来の約束事に関する解決方法を定めた文書 |
| 示談書 | 過去の紛争に関する解決方法を定めた文書 |
今後は不倫相手と一切の接触をしないなど接触禁止条項を入れたいときには「誓約書(念書)」を作成するといいでしょう。具体的な内容については、次のように記載します。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| パートナーと不倫相手との間で不貞行為があったという事実について | 「甲(不倫したパートナー)は乙(不倫された被害者)に対して、○年○月○日から〇年〇月〇日までの間、丙(不倫相手)と不貞関係があったことを認めるとともに、これについて謝罪する」 |
| 慰謝料を請求する場合は慰謝料の詳細 | 「乙及び丙は甲に対し、慰謝料として、連帯して金○万円の支払義務のあることを認める」
(支払い方法) 支払期日 支払い方法(金融機関名・口座番号・名義人) 支払い回数(期間・回数) |
| 誓約事項 | 不倫相手との接触禁止(面会・電話・メールLINE・FAXなど方法の如何を問わず今後一切連絡を取らない)
夫婦関係の改善に努める 今後の不貞行為及び(性交渉を伴わない)男女交際を行わないことを約束する 前項に違反したときには、甲は乙に対して1回の違反ごとに○万円の違約金を支払う |
| 守秘義務 | 「甲、乙及び丙は、本示談書の有無及び内容について、理由の如何を問わず、第三者に対して一切口外しないことを約束する」 |
| 清算条項 | 「甲、乙及び丙は、本件に関して以上をもってすべて解決したものとし、本条項に定めるほか、甲乙間、甲丙間に、何らの債権債務のないことを相互に確認する」 |
最後に「以上の合意成立を証するため、本書2通を作成し、甲乙が署名捺印の上、各自1通を保有する」と記して、作成日と甲・乙・丙それぞれの住所・氏名・捺印欄を設けます。
不倫の相談は誰にする?
義両親にパートナーの不倫を報告しない方がいい場合でも、自分一人の胸にとどめておくのは困難です。誰かに相談することで、気持ちが軽くなったり自分の気持ちを見直すきっかけになることも少なくありません。では誰にパートナーの不倫を相談するのがいいのでしょうか。
自分の親
まずは自分の両親に相談してみてください。中には「心配かけたくない」「悲しませたくない」という思いから、自分の親に相談できないという人もいるかもしれません。とてもまじめで優しい人なのかもしれませんが、親の立場から見たらどう思うでしょうか。
「自分の子どもが辛いときに誰にも相談せずに一人で苦しんでいた」ということを後から知ったとき、「どうしてもっと早く相談してくれないの」と思う親は多いはず。きっとあなたの親も同じ気持ちでしょう。親を心配する気持ちも分かりますが、夫婦関係が悪化して離婚が避けられないようなときには、なるべく早めに親に相談するようにしましょう。
信頼できる友人
友人や知人などの身近な人に相談するのもいいでしょう。仲が良ければよいほどあなたのことを心配して力になりたいと思うはずです。同じような経験をした人がいれば、あなたの気持ちに寄り添ってくれるだけでなく、実体験に基づいたアドバイスが受けられるかもしれません。
ただし相談する相手は、信頼できる人だけにしましょう。相手から他の人に話が漏れるリスクがあるためです。とはいえ友人や知人は不倫問題を解決する専門家という訳ではありません。誰かに話して楽になりたいという場合におすすめです。
離婚の相談はどこまですべきかお悩みの方は、こちらの記事を参考にしましょう。
「離婚の報告はどこまですべき?報告すべき相手やタイミング、気を付けるべきポイントとは」
探偵・興信所
パートナーの不倫を確信しているものの、不倫の決定的な証拠や不倫相手の身元をまだつかめていないという方は、探偵や興信所に相談してください。このような業者は不倫の証拠を押さえるプロだからです。義両親とは違い、家族の事情や個人的な感情に左右されることなく、依頼人であるあなたの利益を守るために動いてくれます。
とくに不倫の証拠を確保するには、プロの知識や経験が欠かせません。慰謝料請求や離婚請求を有利に進めるためにも、探偵に依頼して確実な証拠を確保してもらってください。
浮気の無料相談ができるところが知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
「浮気の無料相談どこでできる?身近な窓口と相談のポイント、弁護士がベストな理由」
弁護士
不倫の証拠をつかんだ後に慰謝料請求や離婚請求を考えている方は、法律の専門家である弁護士に相談するのがおすすめ。とくに離婚問題や不倫問題を得意としているところなら、不倫相手への慰謝料請求から離婚条件の精査、離婚手続きまでをトータルでサポートしてもらえます。
とくに不倫相手への慰謝料請求交渉は、精神的負担が大きいもの。しかし弁護士に依頼すると、相手との交渉だけでなく、妥当な慰謝料金額や調停、裁判手続きなどもすべて任せられます。なるべく有利に離婚するには、財産分与や子どもの養育費など、様々な離婚条件について検討する必要があります。この点でも弁護士に依頼するのがベストです。
誰にも相談できない人は要注意
パートナーの不倫を誰にも相談しない、相談できないという人は要注意。真面目で他人に気を使い過ぎる人が多く、そのような人は精神的に不安定になりやすいからです。パートナーの不倫が発覚したときに気を付けなければならないのは、不倫された側のメンタルです。
不倫されたあなたがうつ病などの精神疾患になってしまうと、子どもはもちろん親も友人も悲しみます。まずは自分が病まないことを大切にして、1人で悩まず誰かに相談してみましょう。相談する人がいないのであれば、カウンセリングや弁護士の無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。きっと気持ちが楽になるはずです
まとめ
パートナーの不倫を義両親に報告してもいいのは、普段から関係が良好で孫のことを大切に思ってくれている場合や、とにかく伝えないと気持ちが収まらないようなケースです。一方で関係が希薄だったり義両親が過干渉、過保護や依存傾向があるときには、報告するのは控えた方が賢明です。
義両親に報告する前には、味方になってくれそうか冷静に判断して、確実な証拠を確保してからにしましょう。報告する目的や自分の希望を明確にしたうえで、主導権はこちらが握ってください。場合によっては誓約書などを事前に作成し、適切なタイミングで子どもを巻き込まないように注意してください。
義両親はあくまでも義理の関係と理解し、過度に期待するのはおすすめできません。それよりは親身になってくれる実の両親や友人、証拠確保のために探偵に相談した方がいいでしょう。慰謝料請求や離婚請求をしたい方は、無料相談を利用して手続きを依頼する弁護士事務所を見つけるようにしましょう。