- 「離婚カウンセリングって何をするの?」
- 「離婚カウンセリングを選ぶときの注意点が知りたい」
離婚問題は気軽に周囲に相談できる内容でないため、誰にも話せずどうしたらいいかわからないという人もいるのではないでしょうか?そんな方にこちらの記事では「離婚カウンセリング」について詳しく解説。相談できる内容やカウンセリングが必要な人、料金の相場を知って、離婚カウンセリングを受けるという選択肢を増やしてください。
離婚カウンセリングにはメリットだけでなくデメリットもあり、納得できる離婚カウンセラーを選ぶには、様々なポイントをチェックする必要があります。また離婚カウンセリングではできないこともあるため、自分が本当に離婚カウンセリングが必要か知らなければなりません。離婚は一人で悩まず、離婚カウンセリングをはじめとする相談機関に相談しましょう。
離婚カウンセリングとは
離婚カウンセリングとはいったいどんな内容のことを相談する場なのでしょうか。離婚について相談することは何となくわかるものの、具体的な相談内容について知らない方も多いのでは?こちらでは、離婚カウンセリングが必要な人や相談までの流れ、料金相場などを詳しく紹介していきます。
相談できる内容
そもそも離婚カウンセリングは、夫婦問題解決の専門家でテレビでもよく目にする岡野あつこ氏によって広く認知されるようになりました。「夫婦問題カウンセリング」という名称のこともあり、夫婦の離婚問題に関するアドバイスや精神的なサポートを主な業務にしています。あくまで中立の立場で、相談者の心の内や状況を整理して最善の道を選ぶ手助けをしてくれます。
具体的には離婚に関する次のような内容の相談が多いです。
- 浮気や不倫による離婚
- DV・モラハラによる離婚
- 復縁の可能性があるか
- 離婚したいがどのように話を切り出せばいいか
- 子どものことが心配で離婚を躊躇している
- 子どもの親権・養育費問題
一方で離婚は考えていないが夫婦関係に悩んでいるという方は、「カップル(夫婦)カウンセリング」を受けてみてはいかがでしょうか?カップルカウンセリングは主に次のような問題の解決に向いています。一人で受けることも出来ますが、夫婦二人で受けることも可能です。
- 相手の浮気・不倫で悩んでいる
- 相手の親との関係に悩んでいる
- 夫婦間の性の悩み(性の不一致・セックスレスなど)
- 不妊治療に関する夫婦間のいさかい
- 結婚後相手のことが嫌になってきた
- 様々な点で相手と意見が合わない
- 夫婦間の会話が少なく相手の気持ちが知りたい
- 夫婦関係を良くしたいがどうしたらいいか分からない
カウンセラーの中には相談内容を分けている場合もあるので、離婚を考えている場合は離婚カウンセリングに、夫婦関係を改善したいと思っている方はカップルカウンセリングに相談することをおすすめします。
離婚カウンセリングが必要な人
離婚を考えていたり離婚について悩んでいる人の中でも、とくに離婚カウンセリングが必要な人はこのような人です。
- 自分一人だけでは決められない(離婚を迷っている)
- 離婚について第三者の意見を聞きたい
- 離婚後の条件を知りたい
- 離婚する手順・方法が知りたい
- 離婚の悩みを誰かに聞いて欲しい
- 辛い気持ちを解消する方法が知りたい
離婚問題はプライベートな悩みでもあるため、誰にでも相談できるとは限りません。つい一人で抱え込みがちになって精神的に行き詰ってしまうこともあるでしょう。また具体的な離婚への道筋や離婚時に注意すべきことなど、HowToを知りたい人もおすすめ。自分の悩みが相談できるか心配な人は、電話やメールの無料相談で確認すると間違いありません。
主な相談先
離婚カウンセリングの具体的な相談内容や相談したほうがいい人が分かったところで、主な相談先を紹介します。
相談先 | 特徴 | 無料相談の時間 | 公式サイト |
---|---|---|---|
NPO法人 結婚生活カウンセリング協会 |
|
10分(1人1回限り) | NPO法人 結婚生活カウンセリング協会 |
NPO法人 よつば |
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制限なし | NPO法人 よつば |
岡野あつこの離婚相談救急隊 |
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メールのみ(1人1回限り) | 岡野あつこの離婚相談救急隊 |
相談までの流れ
離婚カウンセリングに相談したいが、どんな流れで進めばいいか分からないと不安だという方のために、相談までと相談が終わってからの流れを紹介します。
カウンセリングまでの流れ | 詳細 |
---|---|
1.電話・メールで無料相談する | 多くの離婚カウンセリングでは初回相談を無料にしている カウンセラーの雰囲気や相談の流れをつかむのにおすすめ |
2.相談の予約を取る | 電話やインターネットのホームページから予約が可能 相談したいカウンセラーがいる場合は、予約時に希望を出す |
3.カウンセリングシートへの記入(相談当日) | カウンセリングの予約日に事務所などに行き、相談前にカウンセリングシートへ必要事項を記入 メールで事前に送信できる場合もある 内容は今抱えている問題や不安なこと、将来どうしたいかなど 少しでも考えていることがあれば遠慮なく記入する |
4.カウンセリングを受ける | カウンセリングは対面で行うこともあれば電話やメール、スカイプなどでも可能 自分の胸の内は全て打ち明けると適切なアドバイスが受けられる |
5.料金の支払い | 料金は後払いの所もあれば相談前に振り込みを指定されることもある 初回相談時に支払い方法やタイミングを確認しておくとベスト |
6.アフターフォロー | フォロー期間を設けている所では、1カ月単位でその後の進捗をサポートするサービスがある フォロー期間内はカウンセリング料金が無料になったり割引料金で受けられることも |
離婚カウンセリングの料金相場
離婚カウンセリングの料金相場は、お住まいの地域やカウンセラーの知名度、相談先によって異なります。上で紹介した3つの相談先の料金を参考に、相場を知りましょう。
相談先 | 相談内容・相談時間・料金 |
---|---|
NPO法人 結婚生活カウンセリング協会 | 初回相談…(10分)無料(1人1回限り) 電話相談…(60分)6,000円 面談相談…(120分)15,000円 |
NPO法人 よつば | 無料(要予約) |
岡野あつこの離婚相談救急隊 | 電話相談…(30分まで)5,400円・(1時間まで)10,800円・(1時間×2回)16,200円 対面相談…(2時間まで)16,200円 対面+電話相談…(対面2時間+電話1時間)19,440円 対面相談(夫婦)…(計3時間まで)43,200円 |
離婚カウンセリングを受ける場合の注意点として、直前のキャンセルにはキャンセル料が発生する場合があります。予約日までの日数に応じてキャンセル料がかかってくるところもあるので、都合が悪くなったらなるべく早めに連絡しましょう。
離婚カウンセリングの選び方
どこに相談するか迷ったときは、これから紹介する選び方を参考にしてください。
離婚カウンセラーの資格を持っている
まずは最低限、離婚カウンセラーの資格を持っている人に相談しましょう。離婚カウンセラーという資格は公的に認定されていないため、民間の資格となります。特定非営利活動(NPO)法人・日本家族問題相談連盟という団体が認定している「離婚カウンセラー(夫婦問題カウンセラー)」が資格の正式名称です。相談時にこちらの資格を持っているか必ず確認するようにしましょう。
プライバシーが確保できる
相談場所のプライバシーが確保できるかも、離婚カウンセリングを選ぶうえで重要です。夫婦関係の問題や離婚の相談はデリケートな内容が多く、プライバシーにかかわる問題です。相談する部屋が壁や扉で区切られた個室になっているかや、周囲から声が聞こえないようになっているかしっかり確認しましょう。
事務所の一角にパーテーションで区切られているだけの場所や、カウンセラー以外の人もいるような場所では到底あなたのプライバシーは守られません。同時にカウンセラーの守秘義務の遵守が徹底しているかもチェックして下さい。
カウンセラーとしての経験が豊富
離婚問題を相談するカウンセラーは、実績や経験が豊富な人を選びましょう。夫婦間の悩みは夫婦の数だけ異なり、離婚問題に関しても様々なパターンがあるからです。多くの夫婦の悩みに触れて解決に導いてきた経験豊富なカウンセラーなら、対応できる幅が広く柔軟に対応してくれるはず。
実際にホームページなどをチェックして、過去にどのような離婚問題を解決してきたかを確認しましょう。法律に関することや問題解決までのプロセスを分かりやすく解説しているところなら、相談者目線に立ったきめ細やかな対応が期待できます。
料金設定が分かりやすい
相談するところの料金設定が分かりやすいかも確認すべきポイントです。まずはホームページを確認して、分かりやすい料金表が掲載されているかチェックしましょう。中には悪徳な業者もいて、敢えてホームページに明記せず相談が終わってから不当に高額な相談料を請求されるけーすもあります。
ホームページなどに記載されていないときは、初回の相談時に相談料は無料か有料か、有料の場合は時間ごとに料金がいくらになるか確認を忘れずに。相談後の継続や追加相談にどのくらいの費用がかかるかも併せて確認してください。
専門家との連携がある
他の専門家や専門機関と連携があるかも、チェックポイントです。優秀なカウンセラーは専門家とのコネクションがあり、カウンセリングの役割の一つにもなっています。例えば法律問題になったときは弁護士、財産分与に関する税金については税理士に、配偶者の浮気の証拠確保が必要なときには探偵事務所や興信所などを紹介するシステムについて言及してあると、いざというときでも安心です。
自分の話を聞いてくれるだけでいいという場合は連携がなくても問題ありません。しかし離婚に関する問題解決を目指すなら、相談後のサポートや専門家との連携がしっかりしている離婚カウンセリングを選ぶようにしましょう。
信頼して相談できそうか
信頼して相談できそうかも、離婚カウンセリングをする前に確認しておきたい事項です。離婚カウンセリングを行っている事業者によっては、体制が整っておらず専門家でない個人が相談を請け負っている場合があります。中でも連絡先が「090」のような携帯番号のみのようなところには相談しないようにしましょう。
また離婚カウンセラーを名乗っている業者の中には、有料セミナーに勧誘して独自に離婚カウンセラーの資格を付与させる「資格ビジネス詐欺」のような団体も。離婚カウンセリングとホームページで紹介している司法書士事務所に相談に行ったら、有料の内容証明郵便や公正証書の作成を勧められたというケースがあります。安心して相談できる相手なのかも、しっかり確認が必要です。
離婚カウンセリングのメリット・デメリット
離婚カウンセリングには、メリットもあればデメリットもあります。本当に離婚カウンセリングを受けるべきなのか、もう一度考えてみましょう。
主なメリット
離婚カウンセリングのメリットは、次のようなことです。
冷静なアドバイスがもらえる
離婚カウンセリングのメリットは、冷静な第三者からのアドバイスがもらえるという点です。本当に離婚するしかないのか、それとも結婚生活を続ける方法があるのか、経験豊富で知識のあるアドバイスがもらえます。とくに配偶者に浮気されたときなどは、ほとんどの人は冷静に考えられないでしょう。勢いのままに離婚して、後悔してしまう可能性も。
そのようなときでも離婚カウンセリングの助けが借りられれば、自分の求めている未来が分かるようになります。「第三者なら友達や親でもいいのでは?」と思われるかもしれませんが、夫婦のどちらかに肩入れする可能性が高く、公平かつ冷静な判断が下せません。利害関係のない離婚カウンセラーのような人に相談するのが一番です。
今後の方向性が分かるようになる
これから先、自分がどうしたいかやどのような行動をとるべきか分かるようになるのも、離婚カウンセリングのメリットです。離婚や配偶者について悩んでいる間は、心が混乱してどうしたらいいか分からない状態です。そのようなときに離婚カウンセリングを受けられると、自分の気持ちが整理され、これからの方向性が分かるようになります。
今までは離婚する・しないの選択肢しかなかった方でも、離婚カウンセリングを受けて、いったん別居してお互いに距離を置くなどの選択肢が見いだせる可能性も。
精神的に楽になる
夫婦関係で悩みや苦しみがある方は、自分の話を聞いてもらえるだけでも精神的に楽になります。カウンセリングはまず、相談者の話を聞くことから始めます。今まで一人で抱えこんでいた悩みや苦しみを打ち明けるだけでも、かなりスッキリするでしょう。普段あまり自分の思いを口にできない人ほど、離婚カウンセリングを受けて、気持ちを楽にして下さい。
主なデメリット
何事もメリットがあればデメリットがあります。こちらでは離婚カウンセリングのデメリットを紹介します。
相談費用がかかる
離婚カウンセリングを受けると相談費用がかかります。ただでさえ離婚時にはお金がかかります。仕事をしていない方やパート勤めの方は、離婚カウンセリングに支払う相談料が容易に捻出できない可能性も。離婚カウンセラーは相談を受けることが仕事になるため、経験豊かなカウンセラーほど相談料が高額になりがちです。
離婚カウンセリングの相談料には明確な基準はなく、それぞれで設定金額が異なるものの、相場で1回2時間当たり1万円前後の相談料がかかると考えましょう。高額な相談料を支払えないという場合は、初回無料のキャンペーンを行っているところなどを選ぶといいでしょう。
相性が悪い可能性がある
担当のカウンセラーと相性が悪いと、思うような結果が得られず消化不良になる恐れがあります。カウンセラーは離婚問題の専門家といえど、そこは人と人。カウンセラーと相談者との相性が、悪い可能性があることを覚えておきましょう。実際に予約を取る前に、ホームページなどを利用して、どんなカウンセラーなのか調査するのがおすすめ。
解決できない問題がある
離婚カウンセリングでは解決できない問題があるのもデメリットです。離婚カウンセリングは離婚についての悩みや夫婦関係の修復に関するアドバイスはもらえますが、法的な手続きの相談や依頼はできません。また「浮気しているかもしれないので証拠を取って欲しい」という悩みにもこたえることは不可能です。
浮気の証拠が欲しい場合や慰謝料請求について、離婚成立を目指す場合は、法律が関係する専門性の高い相談内容になるため、より法律に詳しい専門家に相談した方がいいでしょう。
治療行為ができない
離婚カウンセラーは臨床心理士や医師ではないので、メンタルに関する治療行為はできません。既に以下のような症状が現れていたり、心身に異常をきたしているような方は、専門の医療機関を受診することをおすすめします。
- 常に気分が沈んでいる
- 訳もないのに涙が出てくる
- 疲れているのに夜眠れない
- 食欲がわかず食べても美味しいと感じない
- 検査で異常がないのにめまいや立ち眩みが治らない
- 何をするにもおっくうに感じる
- 胸が締め付けられたりザワザワするような感じがする
離婚問題や夫婦関係で悩み、心や体に異常をきたしている状態では、いくら離婚カウンセリングを受けても症状は改善しません。初めから精神科や心療内科などメンタルに関する専門機関を受診して、適切な治療を始めたほうがいいでしょう。
離婚カウンセリングを受けるときのポイント
離婚カウンセリングを受けるときには、次のようなポイントに気を付けるといいでしょう。
やめるタイミングを逃すと費用がかかる
離婚カウンセリングはやめるタイミングを逃してしまうと、費用が追加でかかる場合が。離婚カウンセリングの性質上、一度だけのカウンセリングで離婚の問題や悩みが解決することはほぼありません。また実務的な問題を解決する場でもないため、カウンセリングを終える時期を設定することも難しいでしょう。
カウンセリング料は一回当たりや時間当たりでかかることになるため、そのような理由からずるずると続けていると、トータルで高額な料金が発生します。なるべくカウンセリング費用を抑えたい場合は、相談する目的や期間、予算などをあらかじめ決めることをおすすめします。
費用が心配なら無料相談窓口を利用する
カウンセリング料金が高額になるのでは?と心配な方は、自治体や公共団体が運営している、次のような相談窓口に相談してみてはいかがでしょうか。これらの相談は基本的に無料で、相談料やカウンセリング料はかかりません。
相談窓口 | 相談内容 | 連絡先 |
---|---|---|
女性(相談)センター | 女性が抱えている問題全般 | 都道府県や市区町村窓口 |
配偶者暴力相談支援センター |
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各都道府県の支援センター |
よりそいホットライン | どんな相談内容でも可能 | よりそいホットライン |
よりそいホットライン(女性支援専門ライン) |
|
よりそいホットライン専用フリーダイヤル |
法テラス |
|
法テラスサポートダイヤル |
上記の他にも、自治体で定期的に開いている法律相談会を利用するという方法もおすすめ。初回の相談は原則無料で、市民ならだれでも利用できます。ただし相談時間が決められていたり、書類作成は出来ないなどの条件があります。事前の予約が必要な場合があるので、詳しくは自治体窓口までお問合せください。
目的に応じた専門家を選ぶ
離婚問題や夫婦問題を解決するためには、目的に応じた専門家を選ぶのが重要です。一口に離婚相談といっても、離婚するかどうか決める前の悩みを相談する場合と、離婚を決めた後で財産分与や養育費などを相談するケースでは、状況に応じて相談する専門家を分けることをおすすめします。
離婚カウンセラー
離婚カウンセラーは、離婚を迷っているときや離婚に向けての心の整理が必要なときに適している相談相手です。また混乱して自分の気持ちが分からないという方やとにかく話を聞いて欲しいという方にも適しています。カウンセラーを選ぶ場合は、NPO法人日本家族問題相談連盟が認定している離婚カウンセラーの資格を保有している実績のあるカウンセラーに相談しましょう。
探偵事務所
配偶者に浮気の疑いがある場合や、浮気の証拠を集めたいという人は、探偵事務所や興信所に相談するといいでしょう。探偵事務所や興信所は慰謝料請求や法的な手続きは出来ませんが、離婚裁判で認められるような証拠の取得に役立ちます。浮気相手に慰謝料請求する場合は、相手の住所や名前が必要です。浮気相手の素性が分からない場合も探偵事務所に相談するといいでしょう。
探偵事務所は国家資格など公的資格は必要ありませんが、探偵業を開業するには所在地がある都道府県の国家公安委員会に開業届を提出し、「探偵業届出証明書」の交付を受けなければなりません。実際に探偵に依頼する場合は、事前に証明書の交付を受けているか確認するようにしましょう。
弁護士
離婚を成立させたいときや慰謝料・養育費問題などで相手と揉めているときは、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は法律の専門家として、次のような内容の問題を扱えます。
- 調停や裁判での離婚請求
- 子どもの親権など家族関係についての問題
- 慰謝料請求など損害賠償請求についての問題
- 財産分与や養育費など金銭面についての問題
また弁護士は依頼人の代理として、相手配偶者との交渉や調停への同席、離婚裁判で代理人として訴訟活動をすることも可能です。法律に関するすべての問題を扱うことができるので、離婚に向けて法的な準備が必要な方や、書類作成などの手続きに不安を覚える方は、弁護士にご相談ください。
離婚相談したい弁護士の選び方は、こちらの記事を参考にしましょう。
「離婚時に依頼したい弁護士の選び方|相談前・相談時のポイントと費用に関する注意点を解説」
まとめ
離婚カウンセリングとは離婚を迷っている人や、離婚に向けての心の準備が必要な人などに向いています。具体的な離婚の方法や手順を知りたい方にもおすすめ。電話などで初回の相談をして予約を取り、当日はカウンセリングシートに記入してからカウンセリングに入ります。相談料は対面で1時間当たり8,000円~10,000円が相場です。
第三者の冷静なアドバイスが得られ精神的に楽になれるメリットがありますが、相談に費用がかかり解決できない問題があるのがデメリットです。離婚カウンセラーを選ぶ場合は、資格や実績を確認して専門家との連携があるか、料金設定が分かりやすいかなどを基準で選ぶといいでしょう。
また目的や問題に応じた専門家に依頼するのもポイント。浮気の証拠は探偵事務所に、心身の不調は医療機関を受診して下さい。離婚時の法律問題や交渉事は弁護士に依頼するのがベストです。裁判所への手続きや相手との交渉を依頼できるだけでなく、法律に基づいたアドバイスが受けられます。今の自分に必要な専門家を上手に選んで、離婚問題を解決していきましょう。