不倫がバレたらどうなる?トラブルを防ぐ対処法や慰謝料の相場・変動する要素を解説

不倫がバレたらどうなる?トラブルを防ぐ対処法や慰謝料の相場・変動する要素を解説
不倫がバレたらどうなる?トラブルを防ぐ対処法や慰謝料の相場・変動する要素を解説
  • 「不倫がバレたとき、どんな行動をすればいい?」
  • 「不倫がバレるとどうなるか知りたい」

自分の妻・夫や不倫相手の配偶者に不倫がバレたとき、どのような行動を取るのが正しいかご存知ですか?こちらの記事では不倫がバレたときにすべき行動や対処方法を解説。さらに不倫がバレるとどうなるかについてもお教えします。すでに不倫がバレた方はもちろん、まだバレていないという方も参考にしましょう。

不倫がバレると多くの場合、自分の配偶者や不倫相手の配偶者から慰謝料を請求されます。そこで慰謝料の相場や増額・減額の条件、一括で支払えないときにどうすべきかを知っておく必要があります。不倫は多くの人を不幸にする行為です。不倫中の方はまだバレていなくても、本当にこのまま関係を続けていてもいいのかもう一度立ち止まって考えてみましょう。


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不倫がバレたときの行動・対処法

「完全に分からないようにしているから絶対に周囲バレないはず…」と自信を持つ不倫中の人もいますが、そう思っているのは本人たちだけで、周囲の人から見ると明らかに怪しいというのはよくあることです。不倫している以上はバレないはずと思わず、バレるのは時間の問題だと覚悟する必要があります。こちらでは不倫がバレたときの対処法や取るべき行動を紹介していきます。

自分の配偶者にバレた場合

結婚している人が不倫していて、自分の夫や妻にバレたときの対処方法はこちらです。

バレたらすぐに謝る

自分の配偶者に不倫がバレたときは、すぐに謝りましょう。動揺したり逃げ切れるだろうとたかをくくってしらばっくれていると、状況がさらに悪化する可能性が高いからです。不倫がバレたら離婚してもいいと割り切った考えを持っているなら、嘘をつき通して時間稼ぎするという方法もありますが、離婚だけは回避したいと考えている方は、バレたらすぐに不倫を認めて謝罪するのが一番。

どんな理由があろうとも、不倫した方に一義的な責任があります。謝罪した上で、今後どのようにして信頼を回復していくかを相手に説明していくのが大人としての正しい姿といえるでしょう。

不倫相手と別れる

夫や妻に不倫のことがバレたら、なるべく早く不倫相手と別れてください。ここでいつまでも連絡を取り合っていたり、ダラダラ会い続けていたりすると、配偶者が一層傷つくのは明らかです。「この人とはもうやっていけない」と離婚を考えるようになり、請求される慰謝料を増額される恐れがあります。

どんなに不倫相手と別れたくなくても、まずは相手と別れて自分の家庭に向き合うのが先決。たとえ離婚して不倫相手と再婚したいと考えていたとしても、一度相手とお別れして冷静になってから今後について考えることをおすすめします。

不倫相手と別れる場合はなるべく配偶者の前で別れを告げるようにしましょう。口だけで「もう別れた」と言っても、夫や妻はあなたを信じないからです。配偶者が見ている前で不倫相手に電話などで別れを告げ、連絡先を全て消去するのがベストです。

反省の態度を見せる

謝罪して許してもらえたとしても、当面の間は反省の態度を見せる必要があります。配偶者に「本当に悪いと思っている。もう不倫はしません」と謝罪の言葉を伝えたとしても、心から反省していなければ白々しく聞こえてしまいます。生涯共にすると誓い合った間柄にしたら、不倫は大きな裏切り行為です。バレた以上は心の底から反省して、誠意ある態度を見せ続けるようにしましょう。

不倫相手の配偶者にバレた場合

既婚男性が出す落ち着いた大人の魅力にハマり、ついつい不倫関係になってしまったという独身女性もいるでしょう。そんな女性にとって相手の奥さんにバレてしまったことは、人生最大のピンチとなるはず。こちらでは不倫相手の配偶者にバレたときの対処方法を解説していきます。

前提として、相手が結婚していると分かっていながら不倫をした時点で、あなたは相手の配偶者を傷つける行為をしてしまっています。場合によっては慰謝料を請求される可能性があるため、あなた自身ノーダメージでは乗り切れないと覚悟を持つ必要があるでしょう。

不倫相手との連絡を絶つ

相手の配偶者に不倫のことがバレたら、不倫相手との連絡を絶ち関係を終わらせましょう。別れがたいからと関係を続けていると、決定的な不倫の証拠を取られ、数百万円もの慰謝料を支払うハメになるからです。すでに別れる旨の誓約書にサインしている場合は、たとえ性的関係を結ばなくても相手と会っているだけで、慰謝料を追加で支払わなければならないことも。

相手の方に別れるつもりがない場合は、すぐに別れられない可能性があります。そのようなときは相手からの連絡が来てもすぐに返信するのではなく、徐々に返信の間隔をあけていくと自然に音信不通にすることができます。さらに自分から連絡したい気持ちを断つために、相手の連絡先を削除する方法も有効です。

「会って話したい」と言われても適当な理由を付けて断り続けると、トラブルなくフェードアウトできるでしょう。

言い訳せず謝罪の気持ちを表す

言い訳せずに謝罪の気持ちを示すのも、不倫がバレたときに有効です。自分のしたことを反省し謝罪することで、相手の奥さんの怒りを減らし、慰謝料の請求を回避したり減額できる可能性があります。ただし謝罪の仕方によっては相手の気持ちを逆なでする可能性があるので気を付けましょう。こちらは謝罪方法ごとの注意点です。

謝罪方法 注意点
直接謝りに行く
  • 不倫相手の顔を見たくないという場合は火に油を注ぐ結果になる
  • 誠意が伝わる方法ながらあまりおすすめできない
電話での謝罪
  • 直接顔を合わせる必要がないので落ち着いて謝罪の気持ちを伝えられる
  • 電話越しに怒鳴られたり罵倒される可能性が高い
メールや手紙による謝罪
  • 相手の反応を直接受ける心配がない
  • 直接会っての謝罪や電話での謝罪よりは誠意が伝わりにくい
  • 証拠として残ってしまう

調停や裁判で慰謝料の金額を決定する場合、すでに謝罪をしているかどうかで減額される可能性があります。逆に謝罪の態度が認められないと慰謝料は増額になる場合があるため、謝罪の有無は重要です。

不倫問題に詳しい弁護士に相談

不倫相手の奥さんからの連絡にどう対応すればいいか分からないという方や、自分のケースで本当に慰謝料を支払う必要があるか知りたいという方は、男女問題や不倫問題に詳しい弁護士に相談することをおすすめします。すでに相手の配偶者から慰謝料を請求されている場合は、慰謝料金額が妥当か?減額できる可能性があるかについてアドバイスが受けられます。

実際に不倫していても慰謝料を支払わなくてもいいケースがあります。相手の要求を鵜呑みにして損をする前に、なるべく早く弁護士に相談するのが重要です。不倫が相手の配偶者にバレてしまったときは、自分の判断で行動に移す前にまずは弁護士に相談して、なるべく自分の有利に物事を進めるようにしましょう。

不倫問題で相談する弁護士を選ぶには、相談前と相談時がポイントです。詳しくはこちらの記事を参考にしましょう。

「離婚時に依頼したい弁護士の選び方|相談前・相談時のポイントと費用に関する注意点を解説」

今後の人生について考える

不倫が相手の配偶者にバレてしまったら、自分自身の人生についてよく考える必要があります。社内不倫がバレてしまうと自分の方が退職や異動せざるを得ないケースがあります。さらに不倫していたことが周囲にバレてしまうと、あなたを取り巻く人間関係が変わってしまう可能性も。

慰謝料を請求されたときは、完済できるように仕事を続けなければなりません。一方で地元で不倫の噂を立てられると働きにくくなるため、遠くに引っ越しする必要が出てきます。たとえ慰謝料を請求されなかったとしても、不倫を知った人達はあなたを見る目を変えるでしょう。不倫は終わった後でもその影響が続きます。不倫後の自分自身のために、人生について考える時間を作りましょう。

不倫がバレるとどうなる?

「まだ不倫がバレていないから大丈夫」と思っている方がいるかもしれません。こちらでは不倫が配偶者や周囲の人にバレたらどうなるかについて詳しく解説していきます。

家庭や職場が修羅場になる

結婚しているのに夫や妻以外の異性と不倫した場合、不倫がバレると家庭が修羅場になります。家庭内で配偶者が不倫のことを責めたり泣きわめいていると、日常生活を送るのも困難になります。子どもがいる場合はその子どもにも悪影響が出る可能性があるでしょう。

さらに会社の人と不倫していたケースでは、職場が修羅場と化す可能性も。不倫のことが相手の奥さんにバレてしまうと、その奥さんが会社に乗り込んできて罵倒される恐れがあります。実は不倫相手の半数近くが会社の上司という統計も。家庭のみならず会社にも迷惑をかけ、退職せざるを得なくなったという人も多いようです。

慰謝料を請求される

不倫したことがバレると、多くのケースで慰謝料を請求されます。実際「自分の夫が不倫をしていたら慰謝料請求するか?」という問いに対して6割以上の人が慰謝料を請求するという答えが。理由としてはしっかり罪を償ってほしいというものや、けじめのため、自分の気が済まないからなどと様々ですが、不倫がバレたら高確率で慰謝料を請求されると考えた方がいいでしょう。

後で詳しく解説しますが、不倫の慰謝料の相場は50万円~300万円ほどです。不倫相手の夫婦が離婚した場合は、確実に慰謝料を請求されてその金額も高額になります。慰謝料を支払えないときは、最悪の場合、預貯金や給料を差し押さえられる可能性があることも覚えておきましょう。

離婚時の慰謝料を支払わないとどうなるかについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしましょう。

「離婚時の慰謝料を払わないとどうなる?3つのリスクや払えないときの対処法を教えます」

裁判を起こされる

結婚しているのに不倫した場合、バレると慰謝料請求や離婚を求めて配偶者から裁判を起こされる可能性があります。また不倫相手が結婚している場合も、相手の配偶者から慰謝料請求の訴訟を起こされることも。裁判となると自分一人では対応が難しいため、弁護士に依頼する必要があります。

裁判の手続きなどは弁護士に任せられるものの、証人尋問や本人尋問では当事者が裁判に出て証言しなければなりません。場合によっては不倫の生々しい内容を裁判の場で証言する必要が出てくることも。自分がやってしまったことの代償といえ、裁判を起こされる可能性があることを覚えておきましょう。

離婚裁判の期間や手続きの流れについては、こちらの記事を参考にしてください。

「離婚裁判の期間を手続きの流れごとに解説!長引くケース・期間を短縮する秘訣とは?」

弁護士などに費用がかかる

弁護士に裁判や調停の対応を依頼すると、当然ですが弁護士費用がかかります。相談料は初回無料の事務所も多いですが、着手金や報酬金などで最低でも30万円は必要です。もし裁判に負けると相手の弁護士費用も一部負担しなければなりません。そのほかに事務手数料や諸経費、弁護士の日当などが発生します。

料金体系は弁護士事務所によって異なり、依頼内容に応じて費用の総額が変わってきます。相手の言われるがままに慰謝料を支払ってしまうと、相場以上に払う結果となる可能性があり、弁護士に依頼したときと比べてかなり高額になります。弁護士費用をプラスしても高額になるケースがあるため、慰謝料請求されたときや裁判を起こされたときは弁護士に依頼すべきです。

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キャリア・友人を失う

今まで築き上げて来たキャリアや長年の友人を失う可能性もあります。最近では社内不倫が原因で左遷されたり減給になることはほとんどありませんが、何かのタイミングで異動や降格になる恐れは大いにあります。また職場にバレて周囲の人から白い目で見られ、居心地が悪くなる結果、自分から退職を選ぶという人も少なくありません。

不倫は倫理に外れた行為のため、友人を失うリスクもはらんでいます。結婚を祝福してくれた友人からは嫌われてしまい、距離を置かれたり疎遠になることもあるでしょう。また不倫中は理性を失っている状態のため、普段は素直に聞ける友人の忠告も耳に入らなくなります。不倫により一層孤立感を深めてしまうことを覚えておきましょう。

時間が無駄になる

不倫がバレると、自分の時間が無駄だったことに気付く人がいます。とくに職場不倫はほぼ毎日会えて共通の話題が多いことから、一度始まってしまうと数年は不倫が続いてしまいます。その期間に貴重な人生の時間を費やしてしまうのは、本当にもったいないことです。女性の場合は妊娠に適した年齢が限られているため、その期間を不倫に費やすと自分の子どもが持てなくなる可能性も。

不倫相手の配偶者に裁判を起こされると、裁判に時間を取られてしまいます。裁判は通常月1回開かれ、少なくとも3~4カ月間は続きます。その期間は裁判のことが頭から離れず、何をしても心から楽しめなくなります。結婚につながる不倫はごくまれです。ほとんどの場合貴重な時間を費やす結果になり、幸せな将来は見込めません。

行動を監視される

一度不倫のことが夫や妻にバレてしまうと、許してもらえたとしてもその後の行動を監視されてたり制限されることがあります。不倫したということであなたの信用は地に落ちてしまっているからです。他にも自分のスマホのチェックを約束させられたり、余分なお金を持たせてもらえない人もいます。

不倫がばれてしまうことで、自分だけの自由な時間やお金を取り上げられてしまうリスクがあることを忘れずに。

気になる不倫の慰謝料について

配偶者以外の異性と性交渉を持つことは不法行為にあたり、それにより相手が精神的苦痛を受ければ損害賠償として慰謝料を請求されます。こちらでは気になる不倫の慰謝料について、相場や金額が変動する要素、一括で払えないときの対処方法などを紹介していきます。

慰謝料の相場金額

不倫の慰謝料相場は50万円~300万円が相場です。これは不倫の証拠があり、不貞行為と認められたケースです。相場の幅があるのは、それぞれのケースや事情によって変動するため。一般的に離婚する場合は100万円~300万円で、離婚しない場合は50万円~100万円が相場となります。離婚する・しないで相場が変わるのは、慰謝料の種類が二種類あるためです。

離婚原因慰謝料
離婚の原因となった不法行為(不倫)で生じた精神的苦痛に対する慰謝料
離婚自体慰謝料
離婚すること自体による精神的苦痛に対する慰謝料

離婚しない場合は不倫による慰謝料だけが発生するのに対し、離婚する場合はそれにプラスして離婚自体慰謝料も支払わなければなりません。

離婚慰謝料の相場については、こちらの記事を参考にしましょう。

「離婚慰謝料の相場が知りたい!離婚理由や婚姻期間による相場・金額をアップさせるポイントを解説」

慰謝料が高額になるケース

離婚する・しないだけでなく、慰謝料の金額を高額にする要素は様々あります。こちらは支払う慰謝料の金額が高額になるケースです。

  • 不倫の回数が多い
  • 不倫期間が長い
  • 謝罪がない
  • 婚姻関係が円満だった
  • 不倫相手が妊娠・出産している
  • 夫婦の間に未成年の子どもがいる
  • 精神的苦痛の度合いが高い
  • 不倫の様相が悪質
  • 婚姻期間が長い
  • 不倫が原因で別居・離婚した

また不倫相手の年齢や職業によっては、どちらが不倫の主導権を握っていたか判断され、より主導権がある方が多く慰謝料請求されます。

慰謝料を減額できるケース

逆に次のようなケースでは、慰謝料が減額できる可能性があります。

  • 婚姻関係が破綻していない(別居・離婚していない)
  • 婚姻期間が3年以下
  • 不倫期間が数カ月と短い
  • 不倫の様相が悪質でない
  • 反省の態度を見せ謝罪している
  • 不倫された側にも落ち度があった
  • 夫婦間に子どもがいない

不倫後も別居や離婚していないと、不倫によって婚姻関係が破綻したとみなされないため減額される可能性があります。また夫婦の間に子どもがいないと離婚してもその影響は限定的なため減額される場合が。

慰謝料を支払わなくてもいいケース

例外的に相手の配偶者から慰謝料を請求されても、支払いを拒否できるケースがあります。具体的には次の3つのケースです。

相手が独身だと信じていた

相手が結婚していると知らず、独身だと信じていたことを立証できれば慰謝料の支払いを拒否できます。不倫が独身同士の恋愛と信じていたなら、不法行為に当たらないためです。そのため相手の配偶者から慰謝料請求されたとしても、そもそも相手から独身だと言われていた場合は、慰謝料をすぐに支払わず、まずは事情を説明することをおすすめします。

ただし相手が結婚指輪をしていたり同じ職場だった場合は、いくら相手に「自分は独身だ」と言われていても、確認する方法があったとみなされるため、裁判であなたの主張は認められません。慰謝料を拒否できるのは、相手が独身だということを信じており、信じたことに過失がなかったケースに限られます。

夫婦関係がすでに破綻していた

不倫する前から夫婦関係が破綻していた場合も、慰謝料の支払いを拒否できます。不倫で慰謝料請求が認められるのは、不倫によって円満な夫婦関係が破綻したことが原因だからです。不倫の前から夫婦関係が破綻している状況では、不倫によって精神的な苦痛を受けることがないため、慰謝料請求は認められません。

夫婦関係が破綻していると認められるのは、別居や家庭内別居などです。長年別居していたり、一緒に住んでいても会話がなく居住スペースが別というケースが該当します。不倫相手から「妻との関係は冷めきっていて離婚するつもりだ」と言われていたとしても、実際は夫婦関係が円満だった場合は、慰謝料を支払わなければならないので気を付けましょう。

消滅時効が成立していた

慰謝料請求の消滅時効が成立していた場合も、慰謝料を支払う必要がありません。慰謝料請求には時効があり、次の期間のどちらか短い方で時効が完成すると民法第724条で定められています。

  • 不倫関係が始まってから20年
  • 相手の配偶者が不倫行為についてやあなた(不倫相手)のことを知ってから3年

慰謝料請求の時期が上の消滅時効より後だった場合、時効が成立しているので慰謝料を請求されても拒否することができます。ただし時効が成立するまでの間に慰謝料請求についての内容証明郵便を受け取っていたり、相手の弁護士から慰謝料請求について連絡があった場合は、時効がそこでストップするため消滅時効が完成していない可能性があります。

不倫相手に慰謝料を請求できるケース

不倫した側の二人は被害者に対して「不真正連帯債務」を負うため、支払った慰謝料の半額を不倫相手に請求できる権利(求償権)があります。不真正連帯債務とは、加害者が複数人いるケースでの損害賠償責任についての考え方のこと。

例えば不倫相手の奥さんが、精神的苦痛の慰謝料として請求できる慰謝料の全額200万円を請求してきたとします。本来ならばあなたと不倫相手とで100万円ずつ負担すべきのところ、あなたが200万円全額支払った場合、不倫相手に対して100万円を請求できます。不倫の責任はあなたと不倫相手の両方にあるからです。

ダブル不倫の慰謝料について

不倫していた側同士が互いに既婚者だと、ダブル不倫ということになり、慰謝料事情が複雑になります。通常の不倫だと加害者2人に対して被害者は1人ですが、ダブル不倫だと被害者がそれぞれの配偶者2人になるためです。ダブル不倫の場合、慰謝料の金額や請求方法は、どこまで不倫がバレているか?離婚をするのかしないのか?によって変わってきます。

ダブル不倫の慰謝料について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしましょう。

「ダブル不倫で離婚したい!離婚の方法や気になる慰謝料請求について解説」

慰謝料を支払うまでの流れ

不倫がバレてから慰謝料を支払うまでの流れは、状況や立場によって異なります。こちらは既婚者と不倫した場合の主な流れです。

  1. 内容証明郵便が届く
  2. 直接示談交渉をする
  3. 話し合いがまとまれば合意書を作成して和解
  4. 話し合いがまとまらなければ調停に進む
  5. 民事調停で交渉を進める
  6. 調停が不調に終わると裁判を起こされる
  7. 裁判の判決が下れば支払い命令が出る
  8. 判決通り支払わないと強制執行される
  9. 財産や給料を差し押さえられる

当事者同士の話し合いがまとまれば、相手の銀行口座(弁護士の銀行口座)に慰謝料を一括で支払って終了です。分割払いの場合は合意書を作成して公正証書にすることがあります。ただし話し合いが決裂すると、多くのケースで相手が裁判を起こしてきます。裁判で慰謝料請求を認める判決が下ると支払い命令が出て、判決通り支払わないと財産が差し押さえられることになります。

一括で支払えない場合はどうする?

不倫の結果慰謝料を請求されたとき、「一括ではとても払えない」という場合があるでしょう。通常、不倫の慰謝料はすでに被害者に精神的苦痛を与えていることから、一括で支払うのが原則です。しかし慰謝料の金額が高額だったり、十分な資産を持っていないと一括で払うことができません。こちらでは、慰謝料を一括で支払えないときの対処法を二つ紹介していきます。

慰謝料の減額を提案

慰謝料を請求されたら一旦冷静になり、本当に自分が支払わなければならないものなのか?減額できる要素はないのか?を確認することをおすすめします。上で紹介した通り、不倫慰謝料の相場は50万円~300万円です。これを大幅に上回る慰謝料を請求された場合は、減額の余地があるでしょう。また夫婦間に減額できる要素がある場合も、減額の交渉が可能です。

慰謝料金額は、支払う側の収入や資産の状況を考慮されることがあります。自分に一括で支払えるだけの収入・資産がない場合や、借金がある場合は、交渉により減額できることも。とくに無職だったり破産寸前のようなケースでは、破産されてしまうと慰謝料をほとんどもらえないので、減額に応じてくれる場合があります。

分割払いの交渉

不倫の慰謝料を一括で支払えない時は、分割払いができるか交渉しましょう。分割払いの期間は、支払う方としては長ければ長いほどいいですが、受け取る方にしてみれば途中で支払いが滞ったりいつまでも不倫された過去を思い出すといった理由から、できる限り短期で終わらせたいと要求してきます。期間はお互いの希望をすり合わせながら決めていくことになります。

分割払いで了承をもらった場合、被害者から示談書を公正証書で作成すると伝えられる場合があります。公正証書とは公証役場で作成する公文書のことで、慰謝料の支払いが滞ると裁判を起こさなくても強制執行が可能です。「強制執行なんて怖い」と思うかもしれませんが、毎月の支払いをキチンと続けている限り強制執行される心配はありません。

このまま不倫を続けるか迷ったら…

「相手のことが好きだからどうしても別れられない…」不倫を止められない人の多くは、このようなことを口にします。しかしバレたタイミングで今後のことを考えず、いつ考えるタイミングが来るのでしょうか。相手の家族や職場に不倫のことがバレ、このまま不倫を続けてもいいか少しでも迷ったら、次に紹介するようなことを考えてみましょう。

本当に相手のことが好きなのか自分に問う

本当に相手のことが好きで不倫しているのか、自分自身に問いてみましょう。もし本気で愛しているのなら、既婚者の人は自分の家族を捨ててでも相手を選ぶはず。妻と不倫相手のどちらも選べないという人がいるかもしれませんが、日本は一夫多妻制ではありません。どちらを家族として選ぶのか決める必要があります。

既婚者と不倫している人は、本当に相手のことが好きなら、いつ自分の元に来るか分からない相手を待ち続けても後悔しないはずです。しかし続けることに迷いがある場合は、相手の家族や自分の親の立場になって「本当に不倫を続けていいのだろうか」「そこまでして不倫を貫く意味はあるのか?」をもう一度考えてみましょう。

バレたときの対応を見て相手の本音を知る

不倫が周囲にバレたときの対応を見て、相手の本心を知ることができます。既婚男性と不倫をしているケースでは、彼の次のような行動で人間性が分かるでしょう。

バレたときの対応 本気度 彼の本心
すぐに別れを切り出して夫婦関係の修復に走る 本気度① あくまでも自分の家庭が第一
あなたのことは性欲のはけ口としか見ていない
周囲に対して不倫の火消しに走る 本気度① あなたより世間体が大切
好きだった可能性もあるが本気度は低い
一度別れたがまた関係が復活 本気度② あなたのことが忘れられない
妻にバレなければ不倫してもいいという倫理観に欠けた考えのことも
離婚してでもあなたと一緒になることを選ぶ 本気度④ あなたのことは本気だと考えていいでしょう
ただし彼と結婚しても新しい相手が現れたらまた不倫を繰り返す可能性も

あなたへの本気度によって、バレたときの対応はまちまち。一度冷静になって相手の言動を見て、言葉に出さない本心を探っていきましょう。

不倫以外で本気になれるものを見つける

不倫以外で本気になれるものを見つける努力も必要です。不倫がバレて相手と別れることになった場合、ふとした拍子に寂しくなったり、何かにすがりたくなって再び連絡を取りたくなる心境になるからです。このようなときに新しい趣味や勉強、仕事や健全な恋愛など、不倫の他に打ち込めることがあると、自然に不倫相手を忘れることができるでしょう。

異性から好きと言われたり特別扱いされる経験は、人間にとってとてつもない快感です。それが周囲に公にできない不倫とあっては、背徳感や優越感も混ざり、止められなくなる人もいるかもしれません。ただし不倫は人の道に外れる行為です。一生日陰を歩く覚悟がない方や、自分の家族を不幸してもいいという方以外は、泥沼にはまる前にきっぱりとやめる努力をしていきましょう。

不倫によるデメリットを知る

不倫している間は「こんなに好きになった人は今までいない」と思うことがあるでしょうが、基本はつらくて苦しいことの方が多いがほとんど。既婚者と付き合っている場合は、休日や長期の休みは家族に取られてしまうので、どうしても一人で過ごす時間が多くなってしまいます。いつまでも離婚してくれない相手をいつまでも待ち続けていいのか、いつも不安な気持ちでいっぱいです。

今はバレてなくても、バレたら周囲や周りの家族を巻き込んで不幸にしてしまうのが不倫です。慰謝料を請求されるだけでなく、裁判を起こされれば貴重な時間までも費やすことに。自分のキャリアや仲のよかった友人を失ってまで、本当に不倫続けるべきかもう一度考えてみましょう。

誰とどんな生き方を送りたいか考える

不倫を続けるか迷ったときは、自分だ誰とどんな人生を送りたいか考える必要があります。今の幸せだけでなく5年後、10年後、20年後の未来を想像してみましょう。同姓の友人たちは結婚し子供も生まれ、マイホームを購入して幸せな家族生活を送っているでしょう。一方で自分はズルズルと不倫関係を続け、いつまでも離婚してくれない彼を待ち続けているかもしれません。

不倫相手を選んで幸運にも結婚できたとしても、慰謝料や子どもの養育費の支払いでゆとりのある生活が送れない可能性があります。どんな未来が幸せなのかは人それぞれですが、本当に相手のことが好きなのか、ただ恋愛する相手が欲しいだけなのかを自分自身に問いかけ、今後どんな生き方をしていきたいか本気で考えてみましょう。

まとめ

不倫がバレたときは、すぐに謝罪し心から反省しなければなりません。さらに不倫相手とすぐに別れる行動を取れればベストです。不倫がバレると家庭や職場が修羅場になるだけでなく、慰謝料を請求されたり裁判を起こされる可能性があります。さらに仕事や友人を失うハメになったり、許してもらえたとしても行動を制限・監視される未来が待っています。

不倫の慰謝料相場は50万円~300万円です。夫婦や不倫の状況に応じて相場が変動しますが、離婚となった場合はほぼ慰謝料を請求されると考えていいでしょう。被害者に慰謝料を請求されたときや裁判を起こされたときは、不倫問題に詳しい弁護士に相談すると、適正な慰謝料の金額が分かったり、裁判の進め方をアドバイスしてもらえるでしょう。

不倫がバレてもバレてなくても、「このまま続けていてもいいのか」自分自身に問いかけてみましょう。不倫関係でも初めのうちは幸せを感じるかもしれません。しかし相手のことが本気で好きなほど辛くて苦しいものです。どんな未来が待っていても別れたくないという方以外は、少しでも迷いが生じたら別れを考えることをおすすめします。

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