- 「パートナーの浮気を無料で相談できる窓口が知りたい」
- 「浮気で離婚を考えているが、弁護士に相談するポイントは?」
夫や妻が浮気しているかも…と思ってもどこに相談したらいいか分からないという方が多いのではないでしょうか。できれば無料で相談できる窓口があればベスト。そこでこちらの記事では、浮気の相談を無料でできる窓口を詳しく紹介。さらに相談するときのポイントについてもお教えします。
慰謝料請求や離婚が現実的になっている場合は、法律の専門家である弁護士に相談してみては?早めに相談することで、有利に慰謝料請求や離婚をすすめることができます。浮気が発覚した当初は、怒りや失望、悲しみなどでいっぱいになります。しかし客観的な意見を聞く意味でも、誰かに相談することは大切です。こちらの記事を参考にして、最も適したところに相談しましょう。
浮気の無料相談ができる窓口
浮気の無料相談は次のようなところで可能です。まずはどのような窓口があるのか、チェックしていきましょう。
身近な友人や知人
身近な友人や知人に、浮気の相談をすることができます。付き合いの長い友人なら、より親身に話を聞いてくれるはず。また同じような経験がある相手からは、実体験に基づいたアドバイスが受けられるでしょう。今の自分の気持ちに共感してもらいたい、悩みを聞いて欲しいという方は、身近な人に相談してみては?
ただし浮気の事情や夫婦関係は人によって違うため、鵜吞みにするのは危険です。参考程度にとどめておくのが賢明でしょう。また相談相手から他の人に情報が洩れるリスクがあるため、信頼できる人を選ぶ必要があります。身近な友人は浮気問題を解決するプロという訳でないため、誰かに話して気持ちを楽にしたいという方におすすめです。
探偵事務所・興信所の相談窓口
浮気の証拠を取りたい、浮気相手がだれか知りたいという方は、探偵事務所や興信所の相談窓口に問い合わせてみましょう。これらの窓口でも、基本無料で相談を受け付けています。浮気の証拠として必要なのは、配偶者以外の相手との不貞行為が分かるもの。具体的にはラブホテルへの出入りや相手の家への出入りが分かる写真や動画です。
自分でこれらの証拠を取るのはとても難しく、感情的になり調査を続けられない可能性も。その点プロの調査員なら、長年の経験や知識を駆使して、慰謝料請求や離婚請求が可能な証拠を集められるでしょう。探偵事務所の中には、土日や夜間の相談にも対応可能で、カウンセリングを行っているところもあります。
NPO法人の窓口
夫婦関係について不安を抱えている方や、浮気問題で精神的なサポートが必要な方は、NPO法人への相談を検討してみては?NPO法人への相談は基本無料で、電話での相談も受け付けています。浮気を疑っているが証拠がない、どこに相談したらいいか分からないという場合も、最適な専門家についてアドバイスが受けられます。
このようなNPO法人で特に力を入れているのが、相談者のメンタルケアです。夫婦関係を見直すにしろ離婚するにしろ、まずは問題と向き合うために自身の精神状態を立て直す必要があります。専門のカウンセラーが悩みを聞いてくれるところもあるので、混乱してどうしたらいいか分からないという方は相談してみましょう。
弁護士会の法律相談センター
全国各地にある弁護士会の法律相談センターでも、浮気問題などの法律相談を受け付けています。場所によっては有料(30分5,000円~)のところもあるので、電話で問い合わせたときに受付時間や相談可能日、相談時間とあわせて確認が必要です。全国の弁護士会の相談センターについては、日本弁護士連合会のホームページからチェック可能。
弁護士に慰謝料請求や離婚について相談したいが、どこに相談したらいいか分からないという場合も、まずは弁護士会に問い合わせてみては?相談内容に応じた弁護士を紹介してくれるでしょう。
自治体役場の法律相談
お住いの自治体の役場でも、無料の法律相談を実施しています。相談に応じるのは弁護士などの専門家で、電話での予約の後に指定会場で相談できます。弁護士事務所に行くのは気が引けるという方は、気軽に参加できる自治体の法律相談を利用してみてはいかがでしょうか。
ただし相談日や相談時間があらかじめ決まっていて、基本的に平日の日中のみ。弁護士が相談に応じてくれるものの、浮気問題や離婚に詳しい弁護士が担当してくれるとは限らないため注意が必要です。より突っ込んだ法律相談というよりは、その前段階の道筋を決める場合に適している相談先です。
法テラス
日本司法支援センター「法テラス」でも、浮気に関する無料相談を受けられます。法テラスは国が行っている法的トラブルを解決するための総合案内所。電話やメールのほか、面談による相談も受け付けています。また弁護士など相談機関の紹介も行っています。
さらに収入や資産が少ない方のために、弁護士費用を立て替える業務(民事法律扶助業務)も実施。収入条件等を満たせば、原則3年以内に支払いが終わるよう、月々5,000円の分割払いで返済が可能です。法テラスは全国に事務所を展開しています。まずはお近くの事務所や、法テラスのサポートダイヤルに問い合わせてみましょう。
弁護士事務所の無料相談
お近くの弁護士事務所や法律事務所でも、浮気の無料相談を行っています。初回相談を無料にしている事務所や、24時間メールでの受付可能な事務所もあるので、料金や時間を気にせず相談できます。とくに男女問題や離婚問題を得意としている事務所では、慰謝料請求から離婚手続きまでをトータルでサポート。
探偵事務所と提携しているところもあるので、どのような証拠を取ればいいか分からない、法的に有効な浮気の証拠を取りたいという方にもおすすめ。慰謝料請求や離婚請求は、法律的な問題です。これらを有利に進めるには、弁護士など法律の専門家のサポートが欠かせません。
無料相談を受けるときのポイント
浮気の無料相談を受けようと思った場合、どのようなことをおさえるべきなのでしょうか。こちらでは無料相談を受けるときのポイントを紹介します。
まずは冷静に自分がどうしたいか考える
無料相談を受けるためには、まず冷静になって今後自分がどうしていきたいか考える必要があります。夫や妻が浮気しているかも…という状況では、怒りや悲しみなど様々な感情が押し寄せ、気分が落ち込んだり、逆に気分が落ち着かなくなったりします。
まだ浮気の証拠がないなどの状況では、身近な友人や家族に相談してもいいでしょう。しかし浮気が確定的になり、何かしらの対応が必要になった場合は、冷静に自分が今後どうしたいか考えなければなりません。具体的には次のようなことを考えるべきでしょう。
- 離婚したいかしたくないか
- 慰謝料請求したいか、誰に(浮気相手・配偶者)したいか
- 離婚する場合に譲れない条件
これらのことを考えたうえで相談にのぞめば、より具体的な質問や疑問が解決できます。浮気や離婚の相談はどうしても感情的になりがち。できるだけ相談前に自分の気持ちを整理して、希望を明確に相談相手に伝えましょう。
目的別で相談先を変える
自分の希望や目的別に相談先を変えるのも有効です。相談窓口によって、解決可能な問題が変わってくるため。相談の目的ごとに適した相談先はこちらです。
相談の目的 | 相談先 |
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NPO法人
男女問題カウンセラー |
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探偵事務所
興信所 浮気調査会社 |
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弁護士
法律事務所 |
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弁護士会
法テラス 役所の無料法律相談 |
弁護士に依頼したいが費用が心配 | 法テラス |
まずは浮気を知った後で自分がどうしたいか考え、その希望や目的に合った相談先を選ぶのがベストです。
どこに相談するか決める
相談の目的が明らかになったら、具体的にどこに相談するか決めましょう。多くの相談機関では、ネットに情報を掲載しています。スマホやパソコンから、お住いの近くにある相談センターや事務所を探してください。探偵事務所や弁護士事務所に相談を希望する場合は、次のようなポイントをホームページで確認するといいでしょう。
- 事務所の所在地
- 相談実績や過去の事例
- 電話やメールの相談に応じているか
- 料金体系は明瞭か
- 明快かつ迅速な回答をしてくれるか
とくに弁護士事務所は、得意な分野がそれぞれ異なります。ホームページを確認して、浮気問題や離婚問題を得意としている事務所に問い合わせましょう。
相談内容をまとめる
相談先が決まったら、相談したい内容を紙などにまとめておくことをおすすめします。無料相談の時間が限られていることもあり、知りたいことを忘れずに相談するためにも大切です。またより具体的な回答を得るには、現在の婚姻関係や浮気の状況についてもまとめておいた方がいいでしょう。
相談内容 | 具体例 |
---|---|
最終的な希望 |
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浮気の状況 |
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現在の婚姻関係 |
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質問したいこと |
|
30分や1時間など相談時間が限られているときは、相談する内容をピックアップし優先順位を決めておくと時間を有効に使えます。
浮気の証拠を準備
浮気の証拠や浮気相手の素性が分かるものがある場合は、相談時に持参することをおすすめします。証拠があることで、実際に慰謝料請求が可能かや、どの位の金額を請求できるかが分かります。1つだけでは証拠にならなくても、複数を組み合わせれば浮気の証拠にできる可能性もあります。次のような証拠がある場合は、相談時に持参しましょう。
- ラブホテルに出入りしている写真や動画
- ラブホテルの領収書やポイントカード
- 性行為もしくはそれに近い行為をしている写真・動画
- メールやLINE、SNSなどのやり取り
- 通話履歴や留守電のメッセージ
- クレジットカードやカーナビの履歴
- 配偶者や浮気相手が自白した音声・動画
浮気と不倫の違いや不貞行為の定義について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
「浮気と不倫の違いはある?法律上の不貞行為の定義や『不倫しているかも』と思ったときの対処法」
相手に切り出すまでは普段通りの行動を
浮気について相談すると決めた後でも、相手に浮気を知っていることを切り出すまでは、普段通りの態度を心がけましょう。浮気を疑っていることを感づかれてしまうと、浮気をしている配偶者が証拠を隠そうとする可能性があるため。
たとえ浮気の決定的な証拠を見つけた場合でも、決して感情的にならず、ときには専門家に意見を聞きながらより有利な証拠保全に努めることをおすすめします。
浮気相談は弁護士にするのがベストな理由
浮気を無料で相談できる窓口は様々あるものの、配偶者が浮気している場合は、弁護士に相談するのがベストな選択です。というのも、次のような理由があるからです。
相談方法が選べる
弁護士に相談するのが良い理由に、相談方法が選べるということがあります。多くの弁護士事務所では、電話やメール、面談での相談の他に、オンラインでのビデオ通話サービス(Zoom・Teams・GoogleMeetなど)による相談を受け付けています。相談方法ごとのメリットやデメリットはこちらです。
相談方法 | メリット | デメリット |
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面談 |
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オンライン |
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電話 |
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メール |
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相談方法それぞれに、特徴や利点が異なります。相談希望の事務所のホームページを確認し、どのような相談方法があるか知っておくといいでしょう。
慰謝料請求が可能かの判断をしてもらえる
弁護士に浮気相談できると、浮気相手や配偶者に慰謝料を請求できるかどうかが分かります。自分が精神的苦痛を受けたからといって必ずしも慰謝料を請求できるとは限りません。証拠もあるし慰謝料を請求できるはずと思っていても、実際は婚姻関係や様々な事情から、慰謝料請求が難しいケースも。
弁護士に相談しないまま自分で慰謝料請求をしようと思っても、失敗する可能性があります。しかし弁護士に浮気相談をすれば、夫婦関係や浮気の状況を総合的に見て、慰謝料請求が可能かが分かります。浮気相手や拝具者に慰謝料を請求しようと思っている方は、一度弁護士に相談することをおすすめします。
離婚時に高額慰謝料をもらいたいという方は、こちらの記事を参考にしましょう。
「離婚慰謝料で1000万もらえる?高額慰謝料を手にする方法と減額するコツとは」
請求できる慰謝料の相場が分かる
慰謝料を請求できると分かるだけでなく、請求可能な慰謝料の相場も知ることができるでしょう。浮気の慰謝料金額の相場は、離婚する場合は100万~300万円、離婚しない場合で50万~200万円とある程度決まっています。金額に幅があるのは婚姻期間や子どもの有無、浮気の程度やこれまでの夫婦関係など、さまざまな要素によって変動します。
弁護士に相談すると個々の状況を詳しく聞き取り、裁判例に基づいた適正な慰謝料金額を算定してもらえます。知らずに相場以下の金額を請求したり、過大な金額を請求して交渉がこじれるのを防ぐことが可能。また相手に請求する場合も代理人として交渉が可能なので、相手と対峙することによる精神的な苦痛を減らせるというメリットもあります。
離婚理由や婚姻期間ごとの離婚慰謝料の相場は、こちらの記事を参考にしましょう。
「離婚慰謝料の相場が知りたい!離婚理由や婚姻期間による相場・金額をアップさせるポイントを解説」
離婚請求ができる
離婚を考えている方こそ、弁護士に相談するべきでしょう。相手との離婚交渉がこじれれば裁判所での調停や訴訟が必要です。これらの場では法的な手続きや専門知識が必要になるからです。離婚調停は弁護士を付けずに手続きを進めることができますが、弁護士が付くことでより離婚の合意が得やすくなったり、より有利な条件での離婚が可能になります。
早く離婚したい方はこちらの記事を参考にして、スムーズに離婚するポイントを知りましょう。
「早く離婚したい人が取るべき7つの方法|スムーズに有利に離婚するためのポイントとは?」
精神的負担を減らせる
弁護士に慰謝料請求や離婚請求を依頼することで、依頼人の精神的負担を減らせます。法的な手続きに欠かせない書類作成や裁判所とのやり取り、浮気相手との話し合いなど、全て自分でやろうとすると大変な負担です。とくに浮気相手や配偶者との顔を合わせてのやり取りは、大きな精神的ストレスとなります。
しかし弁護士に依頼すると、これら全てを任せられます。もちろん相手との交渉も代理人として依頼できるので、相手と一度も顔を合わせることなく慰謝料請求や離婚問題を解決することが可能です。
より有利な条件で慰謝料・離婚請求ができる
弁護士に依頼すると、より有利な条件で慰謝料請求や離婚ができます。自分だけでは慰謝料の相場や最適な離婚条件が分からず、結果的に損をしてしまう恐れがあります。また配偶者からモラハラやDVを受けていた場合は、こちらから慰謝料や離婚を請求しても、相手が応じない可能性が高いでしょう。
弁護士があなたの代理人として相手と交渉できれば、相手と対等にもしくはより有利な立場での交渉が可能。DVやモラハラするような相手は、権威的な人物に弱い傾向が。弁護士は交渉のプロでもあり、そのような相手でも臆することなく交渉が可能です。より有利に慰謝料請求や離婚をしたい方は、弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に浮気相談するポイント
弁護士に浮気を相談する場合、次のような点に気を付けるといいでしょう。こちらでは弁護士に相談するときのポイントや弁護士の選び方について解説していきます。
事前準備はしっかりと
どこに相談する場合でも重要なのは、事前準備をしっかりするということ。とくに弁護士への無料相談は、1時間前後と時間が決まっていることがほとんどです。なるべく聞きたいことのポイントをおさえて相談するためには、次のような事前準備が欠かせません。
- 最終的な希望(慰謝料請求・離婚・再構築など)
- 現在の夫婦関係
- 浮気の状況
- 浮気相手の情報
- 証拠の有無や種類
これらをできるだけ具体的に説明するために、時系列で資料をまとめたり、具体的な証拠を持参してください。SNSやLINEのやり取りが証拠のときは、あらかじめプリントアウトしておくといいでしょう。
LINEで浮気の証拠を見つける方法や注意点については、こちらの記事を参考にしてください。
「LINEで浮気の証拠を見つける13の方法|見つけた後にすべきことや注意点とは?」
依頼した場合の料金や支払いタイミングを確認
弁護士に相談するときは、あらかじめ依頼した場合の料金や支払いのタイミングを聞いておくといいでしょう。弁護士費用の相場や支払いのタイミングは、依頼内容や事務所によって異なるため。慰謝料を請求するだけと、プラス離婚や離婚条件を含めた場合でも相場が変わってきます。こちらは一般的な弁護士費用の相場です。
費用の種類 | 費用相場 |
---|---|
相談料 | 初回無料(1時間5,000円) |
着手金 | 10万~30万円 |
報酬金 | 受け取れる慰謝料の10~20% |
実費 | かかった交通費や弁護士の日当など |
そしてこちらは、離婚が成立するかのみを争点にしたケースでの、離婚方法ごとの弁護士費用相場です。
離婚方法 | 着手金+報酬金 |
---|---|
協議離婚 | 35万~100万円 |
調停離婚 | 40万~100万円 |
裁判離婚 | 60万~120万円 |
着手金は弁護士に依頼したときに支払う費用で、報酬金は事案が希望通りに終了した時点で支払う費用です。成功報酬の場合には、どのような結果で成功とするか事前にすり合わせておかないとトラブルのもとに。初回相談時に料金や支払いのタイミングについて確認すると、依頼した後のトラブルを解消できます。
離婚時の弁護士費用の目安や注意点については、こちらの記事を参考にしてください。
「離婚時の弁護士費用を徹底解剖!費用をおさえるコツや注意点を紹介」
なるべく早い段階で弁護士に依頼
なるべく早い段階で弁護士に依頼するのもポイントです。こちらはトータルで弁護士費用を抑えるためにも有効です。調停の途中や裁判になってから弁護士に依頼すると、これまでの状況を把握したりするのに時間を取られ、解決までに相当の時間を要します。
しかし相手に直接離婚を要求する前に弁護士に依頼できると、交渉段階から弁護士に任せられます。結果としてよりスピーディに離婚できたり、より有利に離婚することが可能。また相手に弁護士が付いた場合も専門家同士で交渉した方が話がまとまりやすいでしょう。
浮気の証拠も確保できていないという方も、弁護士に相談できれば有効な証拠の種類や確保の仕方、確保するまでに気を付けることや、相手に切り出すタイミングなど今後の対応についてもアドバイスが受けられます。
同性の弁護士の方がいい?
「同性(女性)の弁護士の方が話を分かってくれそう」と思われる方がいるでしょうが、あえて弁護士を性別で選ぶ必要はありません。夫から性的虐待を受けているといったケースでは、女性の弁護士の方が相談しやすい場合がありますが、それ以外のケースでは弁護士の性別にこだわらない方がいいでしょう。
というのも弁護士を性別で選んでしまうと、優秀な弁護士に依頼できるチャンスを逃す可能性があるため。経験豊富で離婚問題の実績がある弁護士なら、性別に関係なく依頼人の希望を第一に考えて動いてくれます。弁護士は性別第一ではなく、他の視点で選ぶようにしましょう。
最も重要なのは弁護士との相性
依頼する弁護士を選ぶうえで一番重要なのは、自分との相性です。事務所の規模や弁護士の性別など気になる点もありますが、自分の話を親身になって聞いてくれるか、希望通りの結果になるよう最後まで使命感を持って依頼を受けてくれるかが最も大切。
一番の味方であるはずの弁護士との相性が悪いと、思うようにコミュニケーションが取れないだけでなく、自分の意思が伝わらず思うような結果にならないことも。まずは自分の住んでいるところから近い事務所をいくつか見つけ、実際に無料相談に行ってみましょう。
離婚時に依頼したい弁護士の探し方や相談時のポイントについては、こちらの記事を参考にしてください。
「離婚時に依頼したい弁護士の選び方|相談前・相談時のポイントと費用に関する注意点を解説」
まとめ
浮気の相談を無料でできるのは、自治体の法律相談やNPO法人、法テラスや弁護士会の相談窓口など。浮気の証拠を確保したいなら探偵事務所、慰謝料請求や離婚を希望するなら法律事務所に相談しましょう。相談までに自分の気持ちを整理し、事前準備をしっかりしましょう。自分の希望に適した相談先を選ぶのもポイント。
中でも法律事務所は、面談やオンラインなど相談スタイルを選べ、慰謝料請求の可否や相場、離婚請求についても法的なアドバイスが受けられます。また浮気相手や配偶者との交渉を任せられるので、精神的負担が少なく、より有利な条件を期待できます。
依頼する弁護士を選ぶ場合は、性別や事務所の規模よりも、人間的な相性を確認することをおすすめします。依頼人のために使命感を持って働いてくれる弁護士に出会えれば、スムーズに慰謝料請求や離婚ができ、より早く前向きな気持ちで新しい生活へと踏み出すことができるはずです。