離婚に悩む人の決め手は?決断を後押しする理由と後悔しない6つのポイント

離婚に悩む人の決め手は?決断を後押しする理由と後悔しない6つのポイント
離婚に悩む人の決め手は?決断を後押しする理由と後悔しない6つのポイント
  • 「離婚を迷っているが、他の人の離婚の決め手が知りたい」
  • 「離婚を後悔しないためのポイントは?」

離婚したいと思ったものの、離婚後の生活や子どものことを考えるとそう簡単には離婚に足を踏み出せないという人も多いのではないでしょうか?こちらの記事では離婚しようか悩んでいる人に、離婚の決め手を詳しく解説。夫婦としてやり直せる可能性と天秤にかけながら考えることで、あなたの離婚の決断の後押しとなるでしょう。

さらに離婚を迷ったときのNG行動や、離婚を後悔しないための6つのポイントを紹介します。離婚は夫婦にとってだけでなく、子どもや周囲の人にも大きな影響を与えます。離婚を後悔してしまうとその後の人生にも大きく影響します。後悔しないよう離婚を決断し、離婚後の生活にスムーズに移れるよう準備を万端にしましょう。


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離婚に迷ったら…決断を後押しする決め手

結婚生活が長くなればなるほど、様々な理由から離婚したくなる場面もあるでしょう。現在結婚している人のほとんどが程度の差こそあれ離婚について考えたことがあるということで、夫婦にとって離婚問題は他人事ではありません。こちらでは離婚の決断を後押しする決め手について詳しく解説していきます。

配偶者からの何気ない一言

配偶者からの何気ない一言が原因で離婚を決意することがあります。

夫からの言葉

離婚の決め手となる夫からの言葉で多いのが、次のような内容です。

  • 性交渉を誘ったら「もう女として見ることができない」と言われた
  • 「デブ」や「ブス」など容姿に関する悪口
  • 「料理が下手」「掃除覚えたら?」など家事能力についての内容
  • 「どうせ俺より稼げないくせに」「結婚して損した」などの言葉

性交渉をひどい言葉で拒否されたり、容姿についての悪口は男女問わず嫌なものですが、とくに女性に対しては「異性として見れなくなった」というような内容や、家事能力の低さをけなす言葉が胸に刺さるようです。また共働きなのに家事も育児も負担している妻が、夫からの心無い一言で離婚を決意するケースもあります。

妻からの言葉

妻からの言葉で夫が離婚を意識するのは、次のような内容を言われたときです。

  • 「甲斐性なし」「こんな給料ではやっていけない」など経済力に関すること
  • 根拠もないのに「浮気してるんじゃないでしょうね」と疑われる
  • 他人の夫と比べて「結婚するんじゃなかった」
  • 子どもの世話が忙しいと「他で浮気してきていいから」と性交渉を拒否される

夫が離婚を意識するのは、自分のプライドが傷付けられたり、妻からの愛情や関心がなくなったと感じられたときです。「家族のためにこんなに仕事を頑張っているのに」とやりがいを感じられなくなり、家族の一員として大切にされていないと分かると、男性は離婚したくなるケースが多々あります。

仕事が決まった・経済的不安がなくなった

収入の多い仕事が決まったり、経済的不安がなくなったのが決め手になって離婚を意識する人もいます。とくに夫の給料を主たる収入源にしている家庭の主婦は、経済的な理由から離婚を躊躇することが多いためです。そのような主婦が正社員の職を見つけられたり、離婚しても経済的不安が無くなると、離婚を決断する決め手となるでしょう。

好きな人ができた

配偶者以外に好きな人ができたときは、その相手と一緒になりたいと考え、離婚の決め手となる場合があります。家庭内が上手くいっていないと、関心は外に向きがちです。ふとしたきっかけで配偶者とは違うタイプに惹かれて、離婚を意識するようになります。また絶えず恋愛のドキドキを感じていたい人や現在の結婚生活にマンネリを感じている人も新しい恋愛に積極的になりがち。

ただし離婚する前に好きな人と性交渉を持ってしまうと、それがバレたときに「不貞行為」とみなされます。高額な慰謝料を支払わなければならなかったり、離婚の条件が不利になることも。結婚中に他の人と交際するのは大きなリスクを伴います。結婚している間はその人を心の中で想うだけにとどめ、離婚が成立してから交際するようにしましょう。

好きな人ができて離婚できるか知りたい方は、こちらの記事で判断のポイントなどを参考にしましょう。

「好きな人ができた…離婚できるか知りたい人必見!判断のポイント&やるべき7つのこと」

離婚した友人が幸せそうに見えた

自分に周りに離婚した人がいてその人が幸せそうに見えると、自分も幸せになれるかもと感じて離婚の決め手となるでしょう。とくにそれが同年代で子どもの数や年齢も同じくらいの知り合いだと、ことさらに「自分も離婚すれば第二の人生に踏み出せるかも」と思うようです。

子どもから手が離れた

子どもが就職したり家を出たタイミングで離婚を決意するという人も多いでしょう。子どもが小さいうちは二親が揃っていた方が子どものためになると離婚を決断できないという人がいます。しかしある程度子育て期間が過ぎて、子どもに手がかからなくなったことで、今まで先延ばしにしていた離婚を決断するという方も増えています。

子どもが離婚を後押しした

子どもから離婚を後押しされて離婚に踏み切ったという人もいます。子どもがいる夫婦の場合、子どものためや子どもの意見を尊重して離婚を踏みとどまるというパターンが多いです。しかし暴力やモラハラ、経済的DVなどで子どもも被害にあっている家庭では、子どもから「離婚して欲しい」と後押しされて離婚を決意するケースがあります。

老後を二人で過ごすイメージができない

子どもが独立して夫婦二人きりになったときのイメージができないと、離婚の決め手になるようです。喧嘩が絶えない、価値観の違いや愛情がさめたなど二人で居られない理由は様々ですが、「年をとっても一緒に過ごすのは無理」「このまま添い遂げることはできない」と感じると離婚を決断する人が多いです。

結婚していると離婚の2文字が頭をよぎることは何度かありますが、これからも結婚生活を続けていても幸せな未来を想像できないようなら、離婚した方がお互いのためなのかもしれません。離婚に迷ったらこれを判断基準にするのも一つの方法です。

仮面夫婦がしんどいと感じた方には、こちらの記事を参考に対処方法を実践してみましょう。

「仮面夫婦がしんどいと感じたら…対処方法や離婚方法を知って後悔しない選択を」

【状況別】離婚の決め手は?

離婚の決め手は、離婚理由や状況によって異なる場合があります。こちらでは状況別の離婚の決め手について解説していきます。

配偶者に浮気された人の決め手

離婚理由が配偶者の浮気や不倫というのはよくあるパターンですが、それだけですぐ離婚しようと思う人は意外にも少ないのが現状です。浮気や不倫後に次のようなことがあると離婚の決め手になるようです。

生理的に受け付けなくなった

浮気した配偶者のことを生理的に受け付けなくなると、離婚の決め手になり得ます。とくに女性にこの傾向が強く「浮気した夫が子どもに触れるのが気持ち悪く感じる」「同じ空間にいることすら耐えられない」など、夫の存在自体に嫌悪感を感じるようです。また浮気の証拠となった生々しい写真などを目にしたときも大きなダメージを受け、生理的に無理になるパターンもあります。

恋愛状態から冷めた時期や産後クライシスでも同じような状態になることがあります。恋愛状態から冷めても家族としての情や信頼関係があるなら愛へと移行し、産後クライシスはある程度の時期が過ぎれば収まりますが、浮気した配偶者を生理的に受け付けなくなる状態は時間が経っても中々治りません。

浮気相手に子どもができた

浮気相手に子どもができてしまったことが分かると、離婚を決断する決め手となるでしょう。ただでさえ浮気や不倫は裏切り行為であるにもかかわらず、その上浮気相手に子どもまでできたということで離婚へ追い打ちをかける大きなきっかけになり得ます。たとえ浮気相手と別れることを決断した場合でも、生まれた子どもの養育や認知問題など後に禍根を残すことは必至です。

自分より浮気相手をかばった

浮気がバレて口論になったとき、配偶者である自分より浮気相手の方をかばっているのを見て「この人とはもう一緒にやっていけない」と離婚を決意する人もいます。かばう理由は、浮気相手のことを知られると困るという心理からや「結婚していない」と浮気相手に嘘をついている、本気で浮気相手のことを好きになったなど様々です。

浮気相手をかばう理由を知りたい場合は、どちらから誘って浮気が始まったか聞いてみましょう。浮気相手の方から誘っている場合は本気になっている可能性は低いですが、夫や妻の方から誘っているケースでは浮気相手に魅力を感じている可能性が高いです。

妻の浮気で離婚を決意した方は、こちらの記事を参考にしましょう。

「妻の浮気で離婚を決意したら…親権・慰謝料など損をしないために取るべき行動」

DV・モラハラな配偶者がいる人の決め手

暴力や暴言、モラハラがひどい配偶者との離婚は普通の相手よりも簡単ではないのが現状です。このまま我慢し続けた方がいいのか、それとも思い切って逃げた方がいいか迷っている方はいませんか?次のようなことが決め手として考えられるので、離婚しようか迷っている方は参考にしましょう。

相手に恐怖や嫌悪感を感じるか

相手に恐怖心や嫌悪感を感じているなら、なるべく早めに離婚した方がいいでしょう。本来はくつろげるはずの家庭でストレスを感じるようでは、あなたの心や体にとって害にしかなりません。大声で怒鳴られたりモラハラされると怖いと感じて萎縮してしまったり、絶えず機嫌をうかがうようになります。また暴力を振るわれると心身に大きなダメージを負うことに。

家に帰ってくる気配を感じると部屋に閉じこ持ってしまう、なるべく顔を合わせないように生活時間をずらしている、家にいると思うと帰りたくない…などの状態があるようなら、相手が家にいることによる恐怖感や嫌悪感を感じているサインです。まずは物理的に相手と離れられる別居から始めてみましょう。

別居に必要な準備をしたいという方は、こちらの記事を参考にしてください。

「別居に必要な準備をシチュエーション別に解説!別居に関する注意点とは?」

モラハラが治らなくても耐えられるか

離婚を決意するかの決め手として「相手のモラハラやDVが治らなくてもこの先耐えられるか?」を自問自答してみましょう。モラハラやDVは、自身が強い意思を持って専門家の助けを借りながら長期間治療やカウンセリングを継続しないと治りません。ほとんどの加害者はしばらく経つと元に戻ってしまうことがほとんどのため、治らなくても受け入れられるという方以外は離婚をおすすめします。

モラハラやDVにはパーソナリティ障害や発達障害などが原因の場合もありますが、根本はその人自身の性格によるものです。本人の意思で我慢して抑え込むことは可能ですが、何かきっかけがあれば爆発するのが一般的。したがって相手を上手くコントロールできるという方や、家庭以外に楽しみを見つけるなどして上手に手のひらで転がせられるという方以外は離婚すべきだと考えます。

子どもにとって良い親か

モラハラやDVをする配偶者でも子どもにとって良い親なら、離婚を回避できるかもしれません。ただし子どもに手を挙げたり殴られている様子を子どもが見て怯えている、子どもにもモラハラの芽を感じるようなら離婚を決意した方が良いでしょう。小さい子どもが両親の不仲や暴力を振るわれている様子を日常的に目にすると、大変大きなストレスを感じます。

身体的だけでなく精神的にも様々な症状が現れ、成長しても極端に自己肯定感が低くなったり他人の顔色を極度にうかがうようになります。また情緒不安定になり依存症になりやすいという側面も。小さいうちだけでなく大きくなってからも様々な悪影響が現れるため、子どもに悪影響があると感じるようなら、速やかに離婚を決意した方がいいでしょう。

周囲の人の意見

親や友人、相談機関など周囲の人の意見に後押しされて離婚を決意する人もいます。というのもモラハラやDVを日常的に受けていると、「自分が悪いから相手を怒らせるんだ」と正常な判断ができなくなるためです。また共依存関係になっていると、「暴力をふるうことも愛情表現の一つ」だと思い込み、離れることを考えられなくなります。

しかし本当にあなたを愛しているなら暴力をふるうはずがありません。モラハラはターゲットにした相手に罪悪感を植え付けるのが常套手段です。第三者に家庭内のことを相談出来れば「それって異常だよ」と目を覚ますきっかけに。「知り合いに相談するのはちょっと…」という方は、匿名でも受けられる電話相談などを利用してみましょう。

「モラハラで慰謝料請求できる?」と疑問をお持ちの方は、こちらの記事を参考にして相場や請求方法をチェックしてください。

「夫婦や恋人間のモラハラで慰謝料請求できる?相場や方法を知って有効な証拠を確保しよう」

専業主婦の決め手

専業主婦は離婚すると経済的不安があることから、なかなか離婚に踏み切れないという人も多いですが、次のようなことが決め手で離婚を決意するケースがあります。

主婦をバカにする言動

夫から専業主婦をバカにするような言動が日常的にあると、離婚を考える決め手になるようです。子育てと家事の両立で疲れたと訴えても「家でのんびりできるんだからいいだろ」と言われたり、育児を手伝ってほしいとお願いしても「こっちは外で働いて養っているんだから」と主婦をバカにするようなことを言われると、自分が無価値の人間になったように感じられてしまいます。

夫からすると、家事や育児を手伝いたくないという気持ちから出た何気ない一言かもしれませんが、人にとっては離婚を決意するほどの重い言葉になり得ます。

家事や育児に協力的でない

夫が家事や育児に協力的でないのも、夫婦間に溝が出来やすい原因です。家事は自分の仕事だと認識している専業主婦は多いですが、育児は夫婦二人でするものと考えている現代女性が多いため。夫婦二人の子どもなのだから休みの日ぐらい子どもの世話を積極的にやってほしいと考えています。

一方で「平日は仕事で疲れているんだから休みの日ぐらい休ませてほしい」と夫側が考えていると、そこで夫婦間の認識に差が生まれます。また妊娠中の配慮が足りなかったり、つわりは病気じゃないんだからと家事を手伝ってくれなかったりすると、その溝は一層深まるばかりです。積もり積もった夫への不満が爆発して、離婚へかじを切る人も出てくるという訳です。

妊娠中に夫と離婚したいと考えている方は、こちらの記事を参考にしましょう。

「妊娠中なのに離婚したい…気になる親権や養育費、認知について解説」

ギャンブル・金銭問題がある場合の決め手

ギャンブルや借金などの金銭問題がある配偶者との離婚の決め手になるのは、次のような場合です。

収入や生活費に悪影響がある

収入があっても全てギャンブルにつぎ込んでしまったり、生活費も借金返済に充てなければならないような状態のときは離婚を決意する時期です。生活費も確保できないような状態では子どもの教育費の確保がままならないだけでなく、家族が路頭に迷ってしまいます。ギャンブルや借金問題だけでなく、夫の転職癖や妻の浪費癖なども生活のひっ迫に直結します。

金銭問題を抱えた配偶者のほとんどは、罪悪感から借金の実態を明らかにしたがりません。まずは借金の総額がどれくらいあるのか確認する必要があるため、信用情報機関や貸金業者に問い合わせてみましょう。返済できないような金額なら離婚を考えた方が子どもに迷惑をかけずに済みます。

反省しても同じことを何度も繰り返す

反省してもまた借金してギャンブルや買い物を繰り返すようなら、離婚を決意すべきです。一度反省したにもかかわらずまた繰り返す人は、依存症になっている可能性が高いため。依存症治療には専門の医療機関の受診が必要で、何より本人の強い意思が必要です。借金を親や配偶者が肩代わりするとまた繰り返す可能性が高く、周囲に責められるほどストレスがたまってより依存度が高まります。

夫婦関係の維持のために欠かせない信頼関係が構築できないとなると、絶えず相手を疑いながら生活するしかありません。お互いにストレスを感じ、子どもにも悪影響があるため離婚の決め手となるでしょう。

ギャンブル依存症の配偶者との離婚については、こちらの記事を参考にしてください。

「ギャンブル依存症の相手と離婚すべき?慰謝料や養育費を獲得する方法&注意点とは」

離婚しようか迷ったときのNG行動

離婚しようか迷ってどうしたらいいか分からなくなっても、次に紹介するような行動はNGです。結論まで時間がかかりすぎたり、離婚後に後悔することになりかねません。

自分ひとりで悩む

誰にも相談できないからと自分一人で悩むのは止めましょう。一人だけで悩んでいると間違った方向に向かってしまったり、解決までに無駄に時間がかかってしまうからです。離婚問題はプライベートな話題だけに、周囲の人に気軽に相談できないと感じる人が多いです。しかし一人で思い悩んでいると、同じところでつまづいたり悪い方向にばかり考えてしまうことが起こりがち。

まずは、あなたの幸せを最優先で考えてくれる親しい友人や親族に相談しましょう。離婚経験がある知人に相談するのも、離婚した後の生活が具体的に想像できるのでおすすめです。周囲に相談しづらいという場合は、夫婦問題のカウンセラーや自治体の電話相談窓口に相談してみては?気持ちを誰かに聞いてもらうだけで、心が軽くなり前向きに考えられるようになります。

離婚後の生活を楽観視しすぎる

離婚後の生活を楽観視しすぎるのもNGです。実際に離婚してみて「こんなはずじゃなかった…」と後悔する原因になるため。むやみに悲観しすぎる必要はありませんが、お金や仕事、住む場所や子どものことなど離婚後の生活を具体的にシミュレーションすることが大切です。

実際に入ってくる予定のお金だけで、1カ月間実際に生活してみるのも一つの方法です。予定よりもお金がかかったり不都合なことが出てくる場合は、公的支援を検討する必要が出てきます。離婚後の人生を前向きに考えるのはとても大事ですが、根拠なく「離婚しても何とかなるでしょ」と楽観視しすぎるのは大変危険です。

あやふやな気持ちで離婚を決める

あやふやな気持ちのまま離婚を決めるのもおすすめできません。離婚後に後悔する大きな原因となるためです。「離婚を迷っているが、周囲に迷惑をかけられない…」「友達が離婚を進めるから離婚した方がいいような気がして…」など、周りの意見や見られ方を気にして離婚をしてしまうと、また同じ失敗を繰り返す可能性も。

何事も大切なのは自分自身の気持ちです。自分をしっかり持ち、自分の人生を精一杯生きることが幸せになる近道と考えましょう。

離婚に急ぎ過ぎる

勢いで離婚してしまったり、結果を早く求めすぎるのもNGです。感情的になって離婚してしまうと「もっと冷静に色々考えてから離婚すればよかった」と後悔の原因になるためです。とくに配偶者の不倫や浮気が原因のときは、カッとなって感情のままに離婚に走ってしまいがち。

いくら一緒に暮らすのは苦痛だからといって、専業主婦で子どもが多く、財産も十分にないという状況では、すぐに離婚するべきではありません。財産分与や養育費をなるべく多くもらう努力をしたり、離婚後すぐに働けるように正社員の仕事を見つけるなど、離婚後の生活のためにやることはたくさんあります。とくに子どものことを頭に入れず離婚を決断すると、子どもの人生を狂わせる原因に。

離婚条件で妥協する

離婚条件で妥協してしまうのも、離婚後に後悔しがちです。協議離婚ではお互いが合意していれば養育費や慰謝料はいくらでも問題ありませんが、条件で妥協すると離婚後の生活に響きます。十分に時間をかけずに交渉を打ち切ったり、相手への遠慮から納得できない金額で合意してしまうのが一番NGです。

子どもの親権では妥協する人が少ないでしょうが、金銭面となると遠慮したり安易に妥協する人がいます。相手と顔を合わせて話し合うのが苦痛だという方は、弁護士などを代理人にすることをおすすめします。「最低でも○万円は慰謝料としてほしい」など、譲れない最低ラインを決めておくと交渉がしやすくなります。

スムーズにしかも有利に離婚するポイントは、こちらの記事を参考にしましょう。

「早く離婚したい人が取るべき7つの方法|スムーズに有利に離婚するためのポイントとは?」

離婚を後悔しないためのポイント

離婚を後悔しないためには、次のような点に気を付けましょう。

徹底的に話し合う

離婚を後悔しないためには徹底的に夫婦間で話し合う必要があります。勢いで離婚してしまった人やあやふやな気持ちのまま離婚してしまった人の中には、離婚以外の道がなかったかもう少し話し合っていればよかったと後悔する人がいます。また離婚条件に関しても、安易に妥協する姿勢が離婚後の後悔につながります。

離婚したいほど嫌になった相手と顔を合わせるのが苦痛だと感じるかもしれません。しかし多少辛い状況になってしまっても、離婚後に後悔するよりはましです。夫婦が話し合いを重ねて関係修復を試みた結果、どうしても溝を埋められず離婚したという状況なら、離婚という結果になっても後悔することはないでしょう。

迷っている間は離婚しない

離婚を迷っている間は立ち止まるのも大切です。離婚を決断するまでは、相手をもう一度信じたいという自分と、時間を無駄にしないために離婚した方がいいのではと思う自分との葛藤があります。離婚を迷っているにもかかわらず離婚すると、後悔の原因に。離婚後に苦労したときや同じような場面に直面したときに、「やっぱり離婚しなければよかった」と思ってしまうでしょう。

あなたの人生において離婚はとても大きな決断です。まだ迷っているのに周囲の人の意見や流れに任せて離婚を決めてしまうのはNGです。周囲の意見はあくまでも参考程度に考え、最終的には自分が時間をかけてでも判断するのが大切です。

経済的な見通しを立てる

経済的な見通しを立ててから離婚するのも、後悔しないポイントです。子育てのためなどで仕事を止めざるを得なかった方の中には離婚時に財産分与や養育費を獲得できても、自分一人だけで子どもとの生活を維持するのが難しくなり、離婚を後悔する人がいます。とくに離婚後も実家に戻らず家を借りるなどして生活する予定の方は、経済的不安が問題になりがち。

子どもとの生活が維持できるように収入を確保するのはもちろんですが、それでも足りなかったときのために利用できる行政サービスや補助金制度、税金の免除などをあらかじめ調べておくことをおすすめします。

証拠や資料を確保する

離婚を後悔しないためには、離婚原因になった証拠や財産に関する資料を手元に確保しておきましょう。証拠は慰謝料請求する場合や、離婚条件を有利にするのに役立ちます。また離婚裁判になったときも「法定離婚事由」があれば、相手が同意しなくても裁判が認められます。証拠は離婚原因となった行為によって異なるため、自分のケースではどんな証拠が法的に有効なのか確認しましょう。

収入・財産に関する資料は、財産分与や養育費の金額を決めるときに必要です。会社員なら源泉徴収票や給与明細が、自営業者なら納税証明書や確定申告書が収入を証明する資料になります。財産に関する資料は、通帳のコピーや不動産登記簿、生命保険証券や投資信託の明細書などが該当します。これらの証拠は別居すると確保しにくくなるため、同居している間の確保がおすすめです。

離婚条件は書面にまとめて公正証書にする

離婚するときに決めた条件は「離婚協議書」などの書面にまとめて双方が1通ずつ持ちましょう。書面にするのは後で言った・言わないのトラブルを回避できるため。離婚の条件は口約束だけで決めることも可能ですが、後でトラブルになったときに証拠として提出できるものがないため、自分の主張の正当性を証明できません。

さらに書面は公正証書にするといざというときに安心です。公正証書とは公証役場で作成する公文書のこと。この公正証書を「認諾文言付き」にすると、養育費や慰謝料の支払いが滞ったときに、調停や裁判を起こさなくても相手の給料や財産を差し押さえできます。実際差し押さえにまで至らなくても、相手に「滞納すると差し押さえにあう」というプレッシャーをかけられるメリットもあります。

離婚時の慰謝料を支払わないとどうなるか知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

「離婚時の慰謝料を払わないとどうなる?3つのリスクや払えないときの対処法を教えます」

離婚問題に強い弁護士に相談

離婚を後悔しないためには、離婚問題に強い弁護士に相談するのがおすすめです。離婚時にはどのように交渉を進めるべきか、どんな条件を相手に提示したらいいか分からないことが多々あります。また自分だけの判断で離婚を進めると、思わぬ不利益を被る恐れも。そのようなことにならないよう、離婚を決意したらまずは弁護士に相談しましょう。

法律のプロである弁護士なら、様々なケースに応じてあなたの状況に即したアドドバイスしてくれます。離婚を迷っている段階でも、第三者の視点から冷静に判断してくれるはず。子どもがいる方は子どもへの影響を最小限にする方法を教えてくれ、離婚後の生活に不安がある方には弁護士費用を分割で支払えるように調整してくれる可能性も。

まずはお近くの弁護士事務所を探して、無料相談に行ってみましょう。

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まとめ

離婚を決意する決め手は、男女やそれぞれの立場、離婚したい理由などによって人それぞれです。ただいずれの場合でも、離婚後に後悔しないかが最も大切です。後悔しないためには納得できるまで話し合いを重ね、迷っているうちは離婚しないのがポイント。また離婚条件は妥協せず、決めた内容は書面に残して公正証書にするのも重要です。

自分一人だけで悩んだり勢いで離婚してしまうのは後悔の大きな原因です。離婚後の生活を楽観視しすぎたり、あやふやな気持ちのまま離婚するのも止めましょう。迷ったときは離婚問題に強い弁護士に相談するのがおすすめ。経験豊かな弁護士なら法律の専門家の立場から冷静に離婚すべきか判断してくれ、離婚時の手続きもあなたの代わりに任せられるでしょう。

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