ワンオペ育児で離婚危機⁉しんどいと感じる理由や離婚の回避法、離婚の可否を解説

ワンオペ育児で離婚危機⁉しんどいと感じる理由や離婚の回避法、離婚の可否を解説
ワンオペ育児で離婚危機⁉しんどいと感じる理由や離婚の回避法、離婚の可否を解説
  • 「ワンオペ育児が辛くて離婚したい」
  • 「小さい子どもを連れて離婚するときの注意点は?」

核家族化や共働き世帯が増えるにつれ、出産後の育児を母親だけが担う「ワンオペ育児」が問題になりつつあります。「二人の子どもなのにどうして私ばかり…」と離婚を考えるほど思い詰めてしまう方もいるかもしれません。ワンオペ育児の問題は日本の古くからある考えと、最近の家庭事情の間で生じたひずみです。

こちらの記事ではワンオペ育児が原因による離婚は可能かという点や、子どもが小さいうちの離婚の注意点などを詳しく解説。ワンオペ育児で夫婦仲が悪くなり最悪の結果(離婚)とならないためには、離婚を回避するための対処法が必要です。ワンオペ育児で離婚しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしましょう。


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ワンオペ育児とは?

そもそもワンオペ育児とはどのような状態で、なぜ問題になっているのでしょうか。ワンオペ育児が辛いと感じる理由もあわせて解説していきます。

「ワンオペ育児」の明確な定義はない

ワンオペ育児とは「このような育児のこと」という明確な定義はないものの、育児や家事に伴う作業負担が夫婦のうちで圧倒的に片方にだけ生じている状態を指します。

「ワンオペ」は「ワンオペレーション」の略で、例えば深夜の飲食店などで、その店の全業務を一人の従業員のみで対応するような過酷な労働条件を比喩している言葉として使われていました。ワンオペ育児はワンオペから派生した造語で、多くの場合は妻に子育てと家事のすべての負担がかかることを意味しています。

時代の流れとワンオペ育児

ではどうして今の日本でワンオペ育児が増えているのでしょうか。1950年代からの高度経済成長期では「夫は外で稼いで、妻は専業主婦として家事や育児に専念する」という性別による役割分担の意識が一般的でした。そのため今の日本でも「夫が子育てや家事のために仕事をやりくりするなんて恥ずかしい」と思う男性が多くいます。

国際的に見ても、日本人の男性は家事や育児にそれほど協力的ではありません。昔に比べれば男性側の家事や育児への参加が積極的になったとはいえ、お手伝い程度と考える男性が多いのも現状。そのため家事や育児を妻と平等に分担するまでには至っていないのが、ワンオペ育児問題の原因の一端です。

核家族と共働き世帯の増加により問題が顕在化

歴史の流れから性別による役割分担の意識が高かった一方で、核家族化と共働き世帯の増加が、ワンオペ育児の問題をより顕在化させています。

核家族化の増加

かつての日本では、3世代・4世代同居が当たり前。母親が主となって家事や育児するとはいえ、祖父母や他の親族など助けてくれる人が身近にいたということが、子育てにとって大きな利点でした。しかし今は夫婦とその子どもという核家族家庭が増え、身近に助けてくれる人がいないケースが多く見られます。

共働き世帯の増加

また女性の社会進出が活発になったことで共働き世帯が増加しているのも、ワンオペ育児が増えた要因です。性別による役割分担の意識が高かったころは、「家事や育児は私の仕事」と割り切っている女性も多かったでしょう。しかし共働きとして男女の別なく家計を支えている一方で、「家事育児は女性の役割」という意識が消えないことから、女性ばかりに家事や育児の負担がすべてのしかかっているという現実も多くあります。

本来共働き世帯であれば、共同生活をする上での家事負担や夫婦の間の子どもの世話は公平にすべきです。しかし昔からの日本の常識が抜けないままで家庭や仕事における状況の変化に柔軟に対応できなかったために、女性にばかり負荷がかかり、協力的でない夫に対して不満を抱くケースが増えてきています。

専業主婦とワンオペ育児

ワンオペ育児については共働きの夫婦の間で大きな問題になっていますが、専業主婦の場合でも夫に不満を持つ原因になることがあります。上で説明した通り、専業主婦は家事や育児が仕事と考えれば、ワンオペ育児の問題は生じないかもしれません。

しかし妻が専業主婦として家事や育児を担うとしても、365日一年中休みなく仕事をし続けることになります。一方で週休2日制の夫は、仕事が休みの日は好きなことをしてのんびりできるという点で不公平といえます。ここでも夫が「家事や育児は妻の仕事」という意識で何も分担しないと、共働き世帯同様に妻の不満が膨らんで付不関係が悪化する原因になるでしょう。

ワンオペ育児が辛いと感じる理由

ワンオペ育児が問題になるのは、それ自体が「辛い」と感じることが多いため。主に次のような原因でワンオペ育児が辛いと感じます。

  • 寝不足などで体力的に限界
  • 近くに頼れる親族・知人がいない
  • 夫が家事や育児に非協力的
  • 夫の労働環境が過酷
  • 夫が単身赴任中
  • 子どもが双子・年子
  • やって当然という扱いをされる
  • できないところを指摘される
  • 夫からの感謝がない

夫からの協力がないと、体力的にも精神的にも疲れ切った状態になります。せめて夫からの感謝の気持ちが感じられれば報われることもあるでしょうが、感謝の言葉がないばかりかやって当然という扱いをされたり、できない家事を指摘されてしまってはストレスがたまる一方。「疲れているのに私ばかりに押し付けて」「じゃあ自分がやれば?」と思うのも当然です。

ワンオペ育児が離婚原因に?

ワンオペ育児をしなければならない状況が続くと、働き方や育児へのかかわり方について夫との価値観の違いに気が付くことがあります。これが離婚への原因になる可能性があるということです。

考え方や価値観の違いは話し合っても分かり合えないことが多く、今後夫と結婚生活を続けることへの不安を感じさせたり、夫に対して不信感を抱いたりする原因に。例えば次のような夫側の価値観や考えが言葉の端々に透けて見えてしまうと、離婚を考える一因になります。

  • 「収入が多い方が偉い」
  • 「仕事をしているから家事や育児はしなくても構わない」
  • 「女性の方が家事や育児に向いているから、担当するのが合理的では?」
  • 「家事や育児をやってほしかったら頼むのが当然」

ワンオペ育児が原因で離婚できる?

ワンオペ育児が続いて心身ともに辛い状態になっているのに、夫が非協力的でそれを直そうともしないと、離婚したい気持ちが湧いてくるのも当然です。ではワンオペ育児を理由として離婚することはできるのでしょうか。

ワンオペ育児だけでは離婚できない

残念ながらワンオペ育児が辛いというだけでは離婚理由になりません。夫婦が離婚するには双方の同意が必要で、同意の必要がない離婚裁判では「法定離婚事由」がないと離婚が認められないため。とはいえ辛くても離婚を諦めなくてはならないのかというと、それも違います。次で紹介する方法を取れば、離婚できる可能性があります。

離婚成立のための条件

離婚を成立させるためには、いくつかの条件があります。それらについて詳しく解説していきます。

双方の合意が必要

夫婦双方が合意すれば、離婚することは可能です。日本では離婚件数の9割以上を「協議離婚」が占めています。協議離婚とは夫婦間の協議(話し合い)で決める離婚のこと。離婚理由がワンオペ育児でも、極端に言えばどんな理由でも夫婦さえ納得していれば離婚が可能です。双方の署名捺印が入った離婚届けを役所に提出すれば、離婚が成立します。

夫婦での協議がうまくいかない場合は、家庭裁判所に離婚調停(夫婦関係調整調停)を申し立てることになります。調停委員を介して離婚そのものや離婚条件について話し合っていく手続きです。ここでも最終的には夫婦の合意さえあれば離婚が可能。裁判所からの「調停調書」を添えて役所に離婚届けを提出すれば離婚成立です。

離婚調停の期間や長引く原因については、こちらの記事を参考にしましょう。

「離婚調停の期間を短く有利にするには?長引く原因や疑問を解決して新たな一歩を」

同意がないと相応の離婚理由が必要

相手からの離婚同意が得られない場合は、相応な離婚理由が必要になります。というのも離婚調停が不調に終わった場合は離婚裁判に進むことになり、離婚裁判では民法第770条で決められた5つの法定離婚事由が必要になるため。法定離婚理由の詳細は以下の通りです。

  1. 配偶者に不貞な行為があったとき。
  2. 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
  3. 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
  4. 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
  5. その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

参照:民法|e-GOV法令検索

裁判で認められやすい離婚理由

ワンオペ育児が理由だけでは裁判で離婚を認めてもらうことはできませんが、夫が不貞行為(性的関係を伴う浮気や不倫)をしている場合やモラハラや暴力、長期間の別居により夫婦関係が破綻していると認められれば離婚することが可能です。

夫に不貞行為やモラハラ、DVがあるようなケースでは、裁判でそれを証明する証拠が必須です。不貞の相手と性的関係を持った証拠や暴力によってつけられて傷の診断書、モラハラによって発症したうつ病の診断書などです。なるべく早めに弁護士に相談し、どのような証拠が法的に有効なのか聞いてみましょう。

ワンオペ育児以外に理由が見つからない場合は、長期の別居で離婚できる可能性があります。3年~5年に及ぶ別居は夫婦関係が破綻しているという証拠になり、法定離婚事由の「その他婚姻を継続し難い重大な事由」に該当するためです。

離婚裁判の期間や手続きの流れ、短縮する秘訣についてはこちらの記事を参考にしてください。

「離婚裁判の期間を手続きの流れごとに解説!長引くケース・期間を短縮する秘訣とは?」

子どもが小さいうちの離婚で気になるポイント

ワンオペ育児が辛く、夫の無理解や価値観の違いで離婚を考えたとき、気になることがたくさんあります。とくに子どもが小さいうちの離婚では、子どもの親権や養育費についても決めなければなりません。こちらでは小さい子どもがいる場合の離婚で、気になるポイントについて解説していきます。

離婚前に別居は必要?

小さい子どもを連れての別居は何かと大変です。できれば、別居を経ずに離婚できないかと考える人も多いのではないでしょうか。しかし子どもの前で夫婦喧嘩することは、程度によっては児童虐待に該当する可能性が。喧嘩しないまでも、互いに会話を交わさないなどピリピリした雰囲気は子どもも敏感に感じ取ります。

「自分のせいで仲が悪いのでは」と考える子どもも多く、精神的に不安定になりがちです。おねしょの再発やチック、登校拒否など様々な悪影響が。成長しても問題行動が増えたり自己肯定感が低くなる、結婚に対して後ろ向きになってしまうなどの影響が考えられます。

子どものために同居していた方がいいのではと考えている人もいるでしょうが、夫婦仲が改善されない限りは別居することも考えましょう。

別居に必要な準備や注意点について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

「別居に必要な準備をシチュエーション別に解説!別居に関する注意点とは?」

親権はどちらが持つことになる?

未成年の子どもがいる場合、離婚時に子どもの親権をどちらが持つか決めなければなりません。親権以外の離婚条件は離婚後も協議可能ですが、子どもの親権だけは離婚前に決めないと離婚することができません。ただ夫が育児に全くかかわってこなかったケースでは、妻が親権を取得できる可能性が極めて高いでしょう。

というのも、親権はこれまでの養育実績や子どもとの関係性などが考慮されるため。今まで主として子どもを養育していて子どもとの関係性が良好だと、今後も良好かつ適切に子どもを養育できる蓋然性が高いと考えられます。よほど例外的な事情がない限り、ワンオペ育児をしていた側が子どもの親権を取れるはずです。

親権を取るために注意する点は?

ワンオペ育児している側が親権獲得に有利とはいえ、別居時に子どもを連れて出なかったり、相手の同意なく勝手に子どもを連れて家を出た場合は、親権獲得に不利になる可能性があります。

別居するときに子どもを連れて出ないと不利になるのは、「継続性の原則」が重視されるため。継続性の原則とは離婚後も子どもの養育環境に変化がないことが望ましいとする考えです。別居時に子どもを連れて出て、新しい場所で適切に子どもを養育していれば問題ありません。親権を得たいと考えている方は、必ず子どもを連れて出るようにしましょう。

配偶者の同意を得ずに子どもを連れて家を出てしまうと、違法な連れ去りと判断される可能性が。相手が裁判所に「子の引渡し審判」を申し立てて認められると、最悪の場合は強制執行により引渡しの断行が行われます。ただし子どもが配偶者からモラハラやDVを受けているような場合は、黙って連れて出ても問題ありません。事前に警察やシェルターに相談したうえで、子どもの安全を確保しましょう。

妊娠中なのに離婚したいと考えている方は、こちらの記事を参考にしてください。

「妊娠中なのに離婚したい…気になる親権や養育費、認知について解説」

養育費はいくらもらえる?

離婚後、子どもの親権を持って養育する法の親は、もう一方の親から養育費を受け取れます。養育費は子どもが成長、教育を受けるために必要なお金です。離婚時には養育費の金額や支払い方法などについても決めていきましょう。養育費の金額は裁判所が出している養育費・婚姻費用算定表に基づいて決めるのが一般的。

養育費について決めた内容は離婚協議書などに明記し、公正証書として作成することをおすすめします。公正証書は法的に書面の内容を証明する書類のこと。「強制執行認諾文言付公正証書」で作成しておくと、相手が養育費を払わなくなったときでも、裁判を経ずに財産を差し押さえすることが可能です。

養育費の一括請求について検討中の方は、こちらの記事を参考にして計算方法や注意点を知りましょう。

「養育費の一括支払い・請求について|メリット・デメリットや計算方法、注意点を解説」

育児しないのに面会交流は必要?

結婚時、いくら育児していなかったからといって、子どもとの面会交流を拒否することはできません。というのも面会交流は、同居していない方の親と交流できる子どもの権利だからです。同居している親は、子どもと別居親との交流を保証する義務があるため、基本的に拒否することはできません。

後々面会交流に関するトラブルを防ぐには、離婚時に面会交流の条件を詳細に決めるようにしましょう。ただし別居親が過去に子どもを虐待していたり、子どもに危害を加える可能性があるときは拒否することが可能です。また子ども自身が、面会交流を拒絶している場合も同様です。

ワンオペ育児で慰謝料請求はできる?

慰謝料は離婚時に離婚原因を作った側に請求できるものですが、ワンオペ育児で離婚する場合は慰謝料請求が可能なのでしょうか。結論からいうとワンオペ育児だけが離婚原因の場合、慰謝料を請求することは難しいでしょう。というのも慰謝料を請求できるのは、相手に不法行為があったときに限られるため。

不貞行為やモラハラ、DVなどは民法上の不法行為に該当するため、高い確率で慰謝料請求が認められます。もしワンオペ育児以外にこのような離婚原因がある場合は、第三者に証明できる証拠を確保したうえで、弁護士に相談することをおすすめします。

離婚慰謝料の相場が知りたいという方は、こちらの記事を参考にしましょう。

「離婚慰謝料の相場が知りたい!離婚理由や婚姻期間による相場・金額をアップさせるポイントを解説」

スムーズに離婚するには?

小さい子どもがいる・いないにかかわらず、スムーズに離婚するためには事前の準備が欠かせません。財産分与のための相手の財産の調査や離婚後の生活を想定した生活設計、周囲からの協力体制など。とくに子どもを連れて離婚する場合は、公的な子育て支援制度や手当、助成制度などを調べておくといいでしょう。

また離婚時の親権や養育費について心配な方は、離婚問題に強い弁護士に相談することをおすすめします。親権に有利になる方法や養育費の相場を知れるだけでなく、相手との交渉や調停、裁判の手続きも任せられます。何より専門家が味方だという安心感が選られます。まずは無料相談を利用して、親身になって相談に応じてくれる弁護士を見つけましょう。

離婚時のタイミングごとのやることは、こちらの記事を参考にしてリスト化してみましょう。

「離婚時のやることリストを全網羅!タイミングごとの内容と注意点とは?」

ワンオペ育児での離婚を回避するために…

子育てや家事、場合によっては仕事もすべてこなさなければならない状況だと、体力的・精神的に辛いと感じる方も多いでしょう。このような生活が永遠に続くと考えると、離婚した方がいいのではと思う方もいるかもしれません。

しかしワンオペ育児以外に離婚したい理由が見つからない場合や、もう少し助けがあればどうにかなるようなケースでは、離婚を踏みとどまれる可能性も。こちらではワンオペ育児での離婚を回避するための方法や考え方について解説していきます。

夫婦で家事や育児について話し合う

まずは夫婦で、家事や育児の負担についてしっかり話し合いましょう。具体的に何がどのように辛いか説明しないと、分からない男性が多くいるためです。このとき感情的になり相手を非難したり、喧嘩腰に「あなたは何もしようとしない」などと言ってしまうと、夫もイライラしてさらに夫婦間に溝が生じてしまいます。

夫と話し合うときには、「今どんなことで困っていて、その理由は何か、そのために何をしてほしいか、そうすることで自分は何かできるか」を順序だてて伝えましょう。お互いがすべきことを理解して、必要な理由も共有できれば、夫の理解を得られやすくなるはずです。

夫の操縦法を身につける

夫に家のことで動いてもらうには、夫の操縦法を身に着けることも大切です。子どもがまだ生まれたばかりの段階では、まだ夫に父親の自覚がない可能性があります。また具体的に指示をしないと、何をどのように手伝えばいいか分からない男性も。

まずは「子どもを10分でいいから見ていて」など簡単なことからお願いしてみましょう。うまくこなせたら褒めて自身を付けさせることも大切。同時に大げさなほど感謝の気持ちを伝え、夫のモチベーションをアップさせることを心がけましょう。

離婚のメリットとデメリットをしっかり把握

突発的に離婚に走って後悔しないよう、離婚のメリットとデメリットをしっかり把握することも大切です。こちらはワンオペ育児で離婚することのメリットとデメリットです。

メリット デメリット
  • 夫が原因のストレスがなくなる
  • 夫がいることで生じる家事の負担が減る
  • 夫のタイミングに合わせることなく家事や育児ができる
  • 金銭面や経済面で不安が生じる
  • いざというときに頼る夫がいない
  • 周囲の目が気になる

とくに、子どもを抱えたまま無計画で離婚することは厳禁です。ワンオペ育児で離婚することのメリットとデメリットを良く理解して離婚後の生活設計を考えた上で、本当に離婚すべきか判断しましょう。

離婚を迷っている人は、こちらの記事を参考にしましょう。

「離婚を迷う人必見!迷う理由や離婚を決断した理由を知って、未来のために正しい行動を」

1人で過ごせる時間を作る

1時間でも2時間でも、1人で過ごせる時間を作るようにしましょう。離婚しかないと思い詰めている原因が、1人の時間がないことへのイライラやストレスの可能性があるからです。また「夫だけ自由な時間を過ごせてずるい」という気持ちも、リフレッシュすることで解消できる場合が。夫や自分の親、周囲の人にお願いして自分だけの時間を持つようにしましょう。

周囲の人に相談し協力を得る

ワンオペ育児が辛く、激務や単身赴任中の夫に協力を要請できない場合は、周囲の人に協力をお願いするのも一つの方法です。子どもを見てくれる人が増えることで、ワンオペ育児の負担がだいぶ軽減されるはずです。実家の近くに住んでいる場合は、自分の親や姉妹に家に来てもらって、子どもを見てもらいましょう。

実家が近くにない方は、保育園の延長保育などを利用してもいいでしょう。また実際に子どもを預けられなくても、辛い状況を相談するだけでも心が軽くなります。ママ友や共働きの同僚、先輩ママなどにワンオペ育児の上手な対処方法を聞くのも役立ちます。話せる相手がいない場合は自治体の子育て相談窓口などを利用しましょう。

シッターやヘルパーの利用を検討

ときにはベビーシッターや家事代行サービスを利用して、少し手を抜いてみては?お住いの地域によっては、ベビーシッターや家事ヘルパーへの助成金が出る制度も。また子どもの世話をしてほしい人と世話をしたい人をマッチングする行政サービスもあるので、ワンオペ育児に役立ちます。

インターネットからも様々な家事代行サービス業者を探せるので、そうしたサービスを積極的に利用してみてはいかがでしょうか。

家庭を回すためのお金を惜しまない

家庭を回すためにある程度お金を使うのも、ワンオペ育児の助けになります。買い物や夕食作りが大変だという方は自宅に配達してもらえるミールキットを利用してみては?たまにはスーパーのお惣菜を購入したり外食したりできれば、家事の負担を減らせます。

他にも食洗器や自動掃除機、乾燥機付き洗濯機などの家電を利用すれば、家事負担をいくらかでも軽減できるはず。節約も大切ですが、そのために家事や育児にストレスを感じていては元も子もありません。すべてを自分の手で完璧にこなそうと思わず、お金を使うことで適度に力を抜くことも大切です。

まとめ

ワンオペ育児は昔からの性別による役割分担の意識と核家族化、共働き世帯の増加により生じた問題です。ワンオペ育児が辛いのは、夫の無理解や協力体制のなさによって、体力的・精神的に追い詰められるため。「夫さえいなければ」と離婚を考える人もいるほどです。

しかしワンオペ育児だけが原因で離婚することは、相手が同意しない限り難しいでしょう。裁判を申し立てたとしても、不貞行為やDVなどの法定離婚事由がないと離婚が認められません。一方で長期間に及ぶ別居は離婚原因と認められる可能性があるので、親権を得たい場合は同意を得てから子どもを連れて出ましょう。

離婚をどうしようか迷っている方は、夫との話し合いや離婚のメリット・デメリットを知ること、周囲に手伝ってくれる人がいないか探すことやお金で解決する方法を検討してください。それでもどうしてもやっていけないと感じたら、なるべく早い段階で離婚問題に強い弁護士に相談することをおすすめします。

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